「ホームページはコストがかかるだけで、売上につながらない…。」このような相談をよくされます。

確かに成果が出るまで時間はかかりますが「だから更新しない」と判断するのはもったいない!
見込み客がどのように行動しているかを知れば、ホームページの重要性が分かるはず。

そこで今回は消費行動を踏まえて、ホームページ売上アップのコツを説明します。

見込み客は買う前に「検索」する

あなたは「何かを買おう」と考えたとき、似た商品の比較・口コミの確認をしませんか?
その行動プロセスを「AISAS(アイサス)」と言います。

  1. 認知(Attention)

    新しい商品・サービスを知る

  2. 関心(Interest)

    商品・サービスに興味を持つ

  3. 検索(Search)

    商品・サービスについて詳しく調べる

  4. 購入(Action)

    商品・サービスを買う

  5. 共有(Share)

    商品・サービスの感想を共有する

「AISAS(アイサス)」の中で「検索(Search)」はとても重要。
検索して十分な情報が見つからなければ「購入(Action)」しない=売上は立たないのです。

見込み客を逃さない!AISAS活用方法

「AISAS(アイサス)」を考えるとホームページの重要性が分かります。
「知りたかったことが書かれていない」「公式サイトが上位表示されない」場合、チャンスをつかめないでしょう。

ここではホームページでのAISAS活用方法を紹介します。

検索結果で存在を知ってもらう

関連キーワードで上位表示を目指しましょう。
いわゆるSEO対策ですね。

キーワードでヒットすれば「こういう商品(サービス)があるんだ」と気付いてもらえます。
最初から「あなたから買いたい」という指名買いでなくても、比較検討の対象になる可能性が高まります。

ホームページに訪れた人に対して、文章や写真で商品をしっかり説明しましょう。

比較検討してもらうために
  • 商品の特徴、他との違い
  • 商品のベネフィット(使ったらどうなるか)
  • 決済方法
  • 返金保証

検索結果の上位に表示されれば、存在を知ってもらえる=選ばれる可能性が高まります。

ホームページで信頼性を高める

「あれ?もしかして公式サイトがない…?」とガッカリした経験はありませんか?
商品名や屋号で調べてみてもSNSしかヒットしないなら、見込み客はあなたを選択肢から外すかもしれません。

お金を出すときに心配するのは「商品が届かない」「サービスを受けられない」「連絡が取れない」。
信頼性が低ければ、購入をためらってしまいますよね。

ホームページに会社情報(事業概要)が載っていれば安心を与えられます。

信頼性を高める
  • 代表者(サイト運営者)の名前
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 住所
  • 保有資格

ホームページを持つことは、信頼関係を築くことにもなるのです。

お客様の声で疑似体験してもらう

「お金を出して後悔したくない」という気持ちは、価格が上がれば上がるほど強くなります。

同じような商品を比較したり、口コミをチェックしたりして、失敗を防ごうとするでしょう。
感想を共有し、疑似体験してもらうことが購入の後押しになります。

疑似体験してもらう
  • お客様の声
  • 体験談
  • 制作事例
  • 実績

見込み客の不安を取り除きましょう。

すぐ行動できるようにする

ホームページで「良さそうだな」と思っても、購入方法が分からなければ諦めてしまいます。
買う気になっている人を逃さないために、ゴールまでのステップ(=導線)を分かりやすくしましょう。

導線を分かりやすくする
  • お問い合わせボタンを目立つ色にする
  • お問い合わせの入力項目を減らす
  • 記事最後にCTAを表示する

導線を整えておけば、見込み客は購入へとスムーズに進むでしょう。

まとめ

今回は消費行動を踏まえて、ホームページ売上アップのコツを説明しました。
「AISAS(アイサス)」という消費行動モデルでは、「検索(Search)」のあとに「購入(Action)」があると考えられています。

「検索時に購入まで誘導できるか?」が売上アップのカギなのです。

AISAS活用方法
  • 検索結果で存在を知ってもらう
  • ホームページで信頼性を高める
  • お客様の声で疑似体験してもらう
  • すぐ行動できるようにする

ホームページから売上を増やすのは時間がかかりますが、だからと言って更新しないのはもったいない!
検索の重要性を知った今、「ホームページにもっと力を入れよう」と思えたのではないでしょうか。