「どのページを改善すればいい?」「具体的に、何を変えればいい?」 ”なんとなく”で決めていると、結果が出るまでに時間がかかってしまいます。
個人事業主がホームページを運営するなら、大きなインパクトを見込めるところから着手しましょう。
そこで今回はGoogleアナリティクス「行動レポート」から、「どのページをどのように改善すればよいか?」を読み取るコツを紹介します。
リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
下準備:ランディングページを表示
まずはGoogleアナリティクス「行動レポート」を表示しましょう。Googleアナリティクスにログインします。
行動レポート→サイトコンテンツ→ランディングページの順番にクリックしてください。
ランディングページはユーザーがサイトに訪問した最初のページのこと。デフォルトでセッション数(=表示回数)が多い順番に並んでいます。
直帰率が高くセッション時間が長い記事
直帰率が高く平均セッション時間が長い場合、ユーザーが次の行動に移っていないことを意味します。
直帰率が高い=80%以上、平均セッション時間が長い=2分以上を目安にしてください。せっかく最後まで記事を読んでくれているのに、そのまま離脱しています。
別の記事を読んだり、お問い合わせしたりしていない人が多いなら、もったいないですよね!
- 関連記事のリンクが貼られていない?
- CTAが表示されていない?
- 広告が多すぎる?
- 人気記事が表示されていない?
- SNS共有ボタンが貼られていない?
関連記事の内部リンクは記事内に1〜3点設置し、記事最後にCTAを表示しましょう。広告は貼りすぎるとどれをクリックするか迷ってしまうので、数を減らします。
次の行動を分かりやすくすれば、CVR(コンバージョン率)アップにつながります。
直帰率が高くセッション時間が短い記事
直帰率が高く平均セッション時間が短い場合、コンテンツの内容がユーザーのニーズに合っていないことを意味します。
直帰率が高い=80%以上、平均セッション時間が短い=1分以下を目安にしてください。記事の前半部分で「思ったのと違うぞ」と判断されているのです。
- タイトルと内容(見出し)が合っていない?
- ユーザーが求めている情報よりも薄い(少ない)?
- 導入文(リード)が長く、核心にたどり着かない?
- 誤字脱字が多い?
- 「この記事を書いた人」や広告など、本文までに余計な情報が多い?
流入キーワードやヒートマップを確認し、ニーズにマッチするようリライトしましょう。
新規セッション率が低い記事
新規セッション率が低い場合、リピーターの割合が多いことを意味します。
新規セッション率が低い=70%以下を目安にしてください。例えば新規セッション率が65%なら、新規ユーザーは65%。残りの35%は過去2年以内に訪問したことがある人です。
記事を更新するたびに訪問してくれる人、何度も記事を読みに来てくれる人。リピーターはあなたのホームページを信頼しているので、お客さんになってくれる可能性大です。
新規セッション率が低い記事には「メルマガ会員」や「ホワイトペーパー」・「資料請求」のCTAを表示させましょう。リストを獲得して接触頻度を増やせば、「あなたに頼みたい」を引き出せます。
まとめ
Googleアナリティクス「行動レポート」を見れば、どのページをどのように改善すればよいか?が分かります。行動レポート→サイトコンテンツ→ランディングページから分析してみましょう。
直帰率が高くセッション時間が長い記事を改善すれば、大きなインパクトを見込めます。
Googleアナリティクス「行動レポート」のデータを根拠に、無駄のない改善を始めましょう。