「1文目って、何を書けばいい…?」と悩んでいませんか?

読者が「読む / 読まない」を判断するのは約3秒と言われており、「自分に関係ない」と思うと即離脱します。

だからこそ読者を惹きつける1文目を考えなければいけないのですが、難しいんですよね。

そこで今回は穴埋めするだけでOK、1文目の書き方テンプレートを紹介します。

〇〇で悩んでいませんか?

導入文でよく使われるのが、「〇〇で悩んでいませんか?」。

ユーザーの悩みや不安から書き始めることで共感を呼びます。

「〇〇で悩んでいませんか?」の〇〇部分にはシチュエーションやセリフを入れます。

  • 〇〇で悩んでいませんか?
  • 〇〇で困っていませんか?
  • 〇〇で迷っていませんか?
  • 〇〇でお困りではないですか?
  • あなたも、こんな悩みありませんか?
  • あなたにも似たような経験がありませんか?
  • 「(セリフ)」と悩んでいませんか?
  • ひとりで悩んでいませんか?
  • 諦めていませんか?

「そうそう、その悩みを解決したい!」と思ってもらうためには、リサーチが欠かせません。

お客さんに直接聞ければベストですが、ラッコキーワードからピックアップするのもよいでしょう。

「YES」を引き出す「〇〇で悩んでいませんか?」を探してみましょう。

あなたはどう思いますか?

「あなたはどう思いますか?」と問いかけることで読み手の感情を引き出します。

特に、現状に悩んでいるのに、「行動をしない」または「行動できていない」ときに有効です。

読み手に自問自答させることで、隠していた本音に気づかせるのです。

そして「変わらなきゃ」「改善しなきゃ」と思ったところに、「こうするといい」「このサービスが役立つ」とアドバイスします。

ただし、じっくり考えなければいけないので読み手の負担が強いです。

課題を放置した場合のリスクを紹介してから問いかけるとよいでしょう。

もし〇〇だったらどうしますか?

「もしも」でお金・時間・人間関係の制約をなくし、理想を想像させます。

  • もし貯金が2,000万円あったらどうしますか?
  • もし宝くじにあたったらどうしますか?
  • もし1日3時間しか働かなくていいなら何をしますか?
  • もしパートナーが応援してくれるなら、どうしますか?
  • もし結婚していなかったら、どんな働き方を選びますか?
  • あなただったらどうしますか?

他にも「どうなったと思いますか?」「想像してください。」が使いやすいです。

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いちど理想の状態を考えてしまったら、実現するためにはどうしたらいいのか気になりますよね。

こんな〇〇しなくてもいいんです。

必要だと思っていることを「しなくていい」と言われたら、「どうして?」「本当に?」と知りたくなりますよね。

  • そんな時間をかけなくていいんです。
  • 満員電車に乗らなくていいんです。
  • そんな面倒とはサヨナラ
  • そんなコストをかけなくてもいいんです。

「〇〇しなくてもいい」の〇〇には、読み手の嫌なことを当てはめます。

読み手が何に不満を感じているかを考え、常識を覆しましょう。

〇〇が常識ですが、実は△△なんです。

「〇〇が常識ですが、実は△△なんです。」では、読者の興味を強めます。

〇〇部分に”常識”を入れて、△△部分には「逆効果」・「勘違い」・「落とし穴」といった言葉を入れます。

  • 「被リンクを増やせばいい」と考えられてきましたが、実は誤解です。
  • 記事にキーワードをたくさん書く、これは逆効果になるSEO対策です。
  • メタディスクリプション入力で順位が上がる時代は終わりました。

正しいと思いこんでた常識が違うとしたら、正解が気になりますよね。

「プロスペクト理論」を知っていますか?

簡単に言えば、人間は得よりも損を重要視するという心理です。

「自分だけが知らないから損してる」と感じれば、最後まで読みたくなるのです。

常識とは違うことを伝えたいときは、「〇〇が常識ですが、実は△△なんです。」を使いましょう。

〇〇によると

データや実績を最初に示して、記事の信頼性を高めるには「〇〇によると」が向いています。

調査結果・書籍・論文からの引用、有名人・専門家の言葉などをうまく使ってください。

  • 中小企業庁によると、毎日ブログ・SNSを更新している事業者のうち、47.9%が売上アップ!
  • オリジナリティがないコンテンツは検索結果から除外する」、Googleがそう断言しています。
  • 「優先順位の低いことをいくら上手にやっても、それは時間、才能、労力、資源の無駄。(カルロス・ゴーン)」、ホームページを運営する上で覚えておきたい言葉です。

「〇〇によると」から始めると、「この記事は信用していいかも」と思ってもらいやすくなります。

おまけ:導入文は本文を書き終わってから

導入文(リード文)を素早く書くコツは、本文を書き終わってから書くことです。

導入文は記事の概要。

まだ本文を書いていない状態では、重要な部分もアピールすべき部分も分かりません。

最初に導入文から書き始めてしまうと時間がかかる上に、内容とズレて結局書き直すことも…。

書く順番は、本文→まとめ→導入文がおすすめ!

本文もまとめも終わっていれば、導入分(その中でも1文目)はスラスラと書けるでしょう。

まとめ

今回は穴埋めするだけでOK、1文目の書き方テンプレートを紹介しました。

穴埋めするだけで読まれる!導入文1文目

・〇〇で悩んでいませんか?
・あなたはどう思いますか?
・もし〇〇だったらどうしますか?
・こんな〇〇しなくてもいいんです。
・〇〇が常識ですが、実は△△なんです。
・〇〇によると

導入文(リード文)1文目は読者を引き止める重要な役目を持っています。

「具体的に何を書けばいいのか分からない」という方はぜひ書き方テンプレートを活用してください。

穴埋めするだけで、読者が最後までスクロールする確率がグンと上がりますよ。