「1文目って、何を書けばいい…?」と悩んでいませんか?書き出し文って、意外と難しいですよね。読者が「これは自分のための記事だ」と感じるかどうかは、最初の数秒で決まります。もしエンゲージメント時間(ページ滞在時間)が30秒以下なら、導入文のせいで離脱されている可能性が高いですよ。

そこで今回は、読み手が最後まで離れずに読み続けたくなるような、簡単に使える書き出しテンプレート6種類を紹介します。現役ライターがよく使う表現をピックアップしたので、ぜひ活用してくださいね。

リンキープス   ライター兼コンサル

これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。

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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。

    導入文おすすめテンプレート6種類

    ライター直伝!穴埋めするだけでOKな導入文テンプレートを紹介します。

    導入文おすすめテンプレート
    • 〇〇で悩んでいませんか?
    • あなたはどう思いますか?
    • もし〇〇だったらどうしますか?
    • こんな〇〇しなくてもいいんです。
    • 〇〇が常識ですが、実は△△なんです。
    • 〇〇によると

    ひとつずつ使い方を見ていきましょう。

    〇〇で悩んでいませんか?

    導入文でよく使われるのが、「〇〇で悩んでいませんか?」。ユーザーの悩みや不安から書き始めることで共感を呼びます。

    「〇〇で悩んでいませんか?」の〇〇部分にはシチュエーションやセリフを入れます。

    「〇〇で悩んでいませんか?」と悩みを明確にする
    • 〇〇で悩んでいませんか?
    • 〇〇で困っていませんか?
    • 〇〇で迷っていませんか?
    • 〇〇でお困りではないですか?
    • あなたも、こんな悩みありませんか?
    • あなたにも似たような経験がありませんか?
    • 「(セリフ)」と悩んでいませんか?
    • ひとりで悩んでいませんか?
    • 諦めていませんか?

    「そうそう、その悩みを解決したい!」と思ってもらう文を書くためにはリサーチが欠かせません。お客さんに直接聞ければベストですが、具体的なお客様像(=ペルソナ)を設定すると想像しやすいですよ。

    あなたはどう思いますか?

    「この状況、あなたはどう思いますか?」「今のままで満足ですか?」こういった問いかけで、読者に自分の現状を見つめ直させます。

    多くの人は、潜在的な不満や変化への渇望を持っていますが、それに気づかず(または気づかないフリをして)日々を過ごしています。自分自身に問いかけることで本音に気づき、変化の必要性を感じるようになります。

    読者が「変わらなきゃ」「改善しなきゃ」と思ったところに、解決策として「こうするといいですよ」「このサービスが役立ちますよ」とアドバイスします。

    もし〇〇だったらどうしますか?

    「もし予算に縛られずにビジネスを拡大できるとしたら?」このように理想の状況を想像させる質問は、読者に夢や希望を持たせます。

    もし〇〇だったらどうしますか?
    • もし貯金が2,000万円あったらどうしますか?
    • もし宝くじにあたったらどうしますか?
    • もし1日3時間しか働かなくていいなら何をしますか?
    • もしパートナーが応援してくれるなら、どうしますか?
    • もし結婚していなかったら、どんな働き方を選びますか?

    お金・時間・人間関係の制約をいったん取っ払い、読者に「一歩を踏み出すために、まずは記事を読もう」と思わせましょう。

    こんな〇〇しなくてもいいんです。

    必要だと思っていることを「しなくていい」と言われたら、「どうして?」「本当に?」と知りたくなりますよね。

    こんな〇〇しなくてもいいんです。
    • 毎日ブログを更新しなくても、安定して集客できるんです。
    • そんな時間をかけなくていいんです。
    • 満員電車に乗らなくていいんです。
    • そんな面倒とはサヨナラ
    • そんなコストをかけなくてもいいんです。

    多くの人が抱える誤解や既成概念に挑むこのテンプレートは、驚きとともに新しい可能性を示します。読者が持っている固定観念を覆し、より効率的またはストレスの少ない方法を提案しましょう。

    〇〇が常識ですが、実は△△なんです。

    「〇〇が常識ですが、実は△△なんです。」は「こんな〇〇しなくてもいいんです。」と似ていますが、新しい情報や意外な事実を提供する書き出しです。読者は記事に引き込まれ、さらなる知識を得ようとするでしょう。

    〇〇部分に”常識”を入れて、△△部分には「逆効果」・「勘違い」・「落とし穴」といった言葉を入れるとインパクトが強くなります。

    〇〇が常識ですが、実は△△なんです。
    • 「被リンクを増やせばいい」と考えられてきましたが、実は誤解です。
    • 記事にキーワードをたくさん書く、これは逆効果になるSEO対策です。
    • メタディスクリプション入力で順位が上がる時代は終わりました。

    〇〇によると

    データや統計を冒頭で提示することは、記事の信頼性を一気に高める効果的な手段です。調査結果・書籍・論文からの引用、有名人・専門家の言葉などをうまく使ってください。

    〇〇によると
    • 中小企業庁によると、毎日ブログ・SNSを更新している事業者のうち47.9%が売上アップしているんです!
    • オリジナリティがないコンテンツは検索結果から除外する」、Googleがそう断言しています。
    • 「優先順位の低いことをいくら上手にやっても、それは時間、才能、労力、資源の無駄。(カルロス・ゴーン)」、ホームページを運営する上で覚えておきたい言葉です。

    例えば「最新の調査によると、リモートワークを導入した企業の80%が生産性の向上を実感しているそうです。」といった具体的なデータを紹介することで、読者はその情報の真実味と重要性に気づきます。

    特に、ビジネスに関連する決定を行う際には、具体的なデータや実績に基づく情報が非常に重要です。信頼できる情報源から得たデータを引用することで、読者に対して強い説得力を持たせることができます。

    効果的な導入文を書くコツ

    導入文は本文を書き終わってから書く

    実は、導入部分を書くタイミングは、本文とまとめが完成した後がおすすめです。記事全体の内容がすでに決まっているため、内容を的確にまとめることができます。

    これから何を書くかきちんと決まってない状態で導入文を書いてしまうと、記事の強みや方向性がブレて、結局書き直すことになるかもしれません。導入文は最後に書いたほうが、スムーズに、そして効果的に書けるでしょう。

    読み終わった後どうなるかを伝える

    読者が記事を最後まで読んだ後にどのような変化があるのか、その具体的なメリットを導入部分で示しましょう。

    例えば「この記事を読むことで、あなたの時間管理スキルがぐんと向上します」といった具体的な結果を提示すると、読者の記事を読むモチベーションが高まります。読者にとっての「得られるもの」が明確であればあるほど興味を持ってもらいやすくなりますよ。

    信頼性をアピールする

    記事の有用性をアピールするために、導入文で「誰が書いたか」という点に触れましょう。

    例えば「マーケティング業界で10年の経験を持つ私が、成功への近道を教えます」のように、著者の経験や実績を前面に出します。専門家でなければいけないのか?というと、そうではありません。「実際に体験(経験)しました」といったレビュー記事も高く評価されます。

    また、第三者からの推薦、科学的研究やデータを引用するなど記事の説得力を高める方法はいくつかあります。「この記事は信用できそうだ」「この記事でしか読めないことがありそうだ」と読者に感じさせるために工夫してみてくださいね。

    記事上部に「この記事を書いた人」を表示させるのも効果的ですよ!

    まとめ

    今回は穴埋めするだけでOK、1文目の書き方テンプレートを紹介しました。

    導入文おすすめテンプレート
    • 〇〇で悩んでいませんか?
    • あなたはどう思いますか?
    • もし〇〇だったらどうしますか?
    • こんな〇〇しなくてもいいんです。
    • 〇〇が常識ですが、実は△△なんです。
    • 〇〇によると

    良い導入文は読者を引きつけ、記事全体への関心を高める重要な役割を果たします。ぜひ、テンプレートを記活用し、離脱率・エンゲージメント時間の違いを実感してくださいね。