「ブログ・コラムを書くべき」とは頭では分かっていても、忙しい日々のなかでつい後回しにしてしまいますよね。

「どうすれば、短時間で、品質の良い記事を制作できるようになるのだろうか」と悩む方も多いでしょう。

私自身、4,000文字に1週間以上費やすこともありましたが、現在では1~2日で書き上げるようになりました。

そこで今回は、文章を書くのに時間がかかってしまう原因と対処法について紹介しています。現役ライターの考え方をぜひ取り入れてみてくださいね。

リンキープス   ライター兼コンサル

これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。

集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。

    文章執筆に時間がかかる原因

    まずは、文章を書く際に時間がかかってしまう原因を見ていきましょう。

    何を書けばいいのか分からない

    「記事を書かなければ」と頭で思っていても、どんなテーマ・キーワードを選べばいいのか分からない。だから書き始められない。

    そんなときは、ターゲットの理解を深めましょう。誰に向けて記事を書くのかを明確にすると、自然と書くべき内容が決まっていきます。

    ただし、集客につながる記事を書こうと思っても、その内容にあまり興味関心がないとなかなか進まないですよね。

    自分にとって難しいテーマは避けて、書きやすいテーマを選んでください。文章執筆の心理的ハードルをグッと下げられます。

    内容をうまくまとめられない

    「書いてみたはいいが、ゴチャついている」「どんな順番で書けばいいのか分からない」といったケースでは、記事の構成を見直してみてください。

    記事の構成(型)を知っていると、読者にとって分かりやすくなるばかりか、書き手にとっても執筆しやすくなります。

    どう伝えればいいのか分からない

    語彙力が乏しいと、適切な表現を見つけるのが難しく、文章が単調になってしまうことがあります。

    「なんて伝えればいいのか」「どんな言葉を使えば正しく伝わるのか」と不安を感じ、執筆が進まないんですね。

    そういった場合には、自然な気持ちでそのまま書きましょう。感情や考えを率直に表現したほうが、読者に深く伝わることがあります。

    普段使う言葉で、普段のテンションでもOKです。口頭で話したものを書き起こす、という方法も使えますよ。

    最初から完璧に書こうとしてしまう

    「完璧な記事を書きたい」「満足するまでは公開しない」そう思うのは自然なことです。しかし、いつまで経っても公開しないままでいると、集客につながりません。

    間違いや不完全な点があっても、WEB記事はいつでも追記修正できるので、公開後にブラッシュアップしていけばいいのです。

    60点程度の完成度なら公開してみましょう。

    書く時間を十分に確保できていない

    慣れないうちは、自分の考えを整理し、文章に落とし込むのにも苦労するでしょう。

    「思った以上に時間がかかって仕上げられない」と悩んでいるなら、そもそも時間が足りていないのかもしれません。

    あくまでも目安ですが、4,000文字なら最低4時間は必要だと思います。

    一日の中で短い時間でよいので、執筆のために時間を確保しましょう。例えば「毎日30分であれば、8日で1記事を完成できるはずです。

    文章執筆の時間を短縮する方法

    ここからは、早く文章を書くために知っておきたいポイントを紹介します。

    関連キーワードを確認する

    なんとなくターゲットは決まっているものの筆が進まない、そんなときは知識不足・リサーチ不足も考えられます。

    キーワード選びには「Googleキーワードプランナー」を使うのが一般的ですが、「ラッコキーワード」もおすすめです。

    関連するキーワードが一覧表示されるので、「何が検索されているのか」などを踏まえて記事を書いてみましょう。

    アウトラインやメモを活用する

    記事のアウトラインやメモを使うと、自分の考えや経験を整理しやすくなります。

    先に大まかな構成を作成し、そこに具体的なポイントをメモすることで、文章の執筆がスムーズになります。

    スマホやタブレットにメモっておくと、いざ本文を書くときに素早く取り組めますよ。

    ペルソナを設定する

    例えば「ブログ記事で集客したいがうまく書けない中小企業経営者」といった具体的なターゲットを設定すると、記事の方向性や内容がハッキリします。

    ターゲット読者の理解とニーズへの対応を徹底すると、読者の関心を引きつける記事を執筆できるでしょう。
    ペルソナ設定は記事を執筆する際の指針となるので、特に複数の人が関わる場合はおすすめです。

    既存の顧客からの質問や疑問・不満に答える形で記事を書く方法も有効です。

    一人の顧客から聞かれたことは、他の顧客も同じように感じている可能性が高いです。既存顧客との対話やフィードバックを積極的に収集し、悩みや要望を理解しましょう。

    文章の型を覚える

    ブログ記事を書くなら、「PREP法(プレップ法)」を覚えておくと便利です。

    PREP法
    • P:Point(結論)
    • R:Reason(理由)
    • E:Example(具体例)
    • P:Point(結論)

    シンプルで説得力を持った文章を書けるので、読者が内容をしっかりと理解し、行動に移しやすくなります。

    上位記事を参考にする

    リサーチの段階で検索上位の記事をチェックするかと思いますが、内容だけでなく記事の流れ(構成)を確認してみてください。

    特に「読みやすい」「分かりやすい」と感じた記事の構成は要チェックです。

    ただし、そのまま真似るのはNGです。

    他の記事の構成やアプローチを参考にし、自分自身の経験や専門知識を活かしてオリジナリティを持った記事を執筆しましょう。

    公開日を決めてしまう

    修正を何度もして公開を延ばしてしまうなら、先に公開日を決めるのも良いですよ。

    「毎週水曜日」など公開日をホームページ上に掲載すれば、自分にとって完璧な状態でなくても、公開せざるを得ない状況が生まれます。

    プレッシャーによって文章執筆に対する意欲が高まり、記事の完成度が向上することも期待できます。

    気になった単語があれば、類語辞典やシソーラスを使って似た意味の単語を調べるのもおすすめです。

    ライターに添削してもらう

    プロのライターに添削してもらうのもひとつの手です。

    記事にあまりお金をかけられない場合は、記事の内容にそこまで詳しくない人(家族や友人)に読んでもらうのもアリですね。

    自分では気づけないミスや改善点を指摘してもらうことで、記事の質が向上します。プロの意見を取り入れたあとなら、自信を持って公開できるでしょう。

    まとめ

    今回は、文章執筆に悩む方へ向けて、原因と対策についてお伝えしました。

    最初は難しく感じるかもしれませんが、努力を続ければ自信につながりますし、だんだんと書くスピードが上がっていくはずです。

    書くことを必要以上に怖がらず、ぜひ楽しんでください。

    以下の記事では記事の書き方を徹底解説しています。この機会にリサーチからリライトまでの流れを確認しておきましょう。