「とりあえず、”いかがでしたか”を入れておけばいい。」
記事最後のまとめ部分、そんな風に思っていませんか?
まとめ部分は記事全体のおさらいであり、読者に行動を促す大事な部分です。
きちんと書けば回遊率アップや売上アップにつながります。
そこで今回は現役ライターが、記事最後のまとめの書き方を1行ごとに紹介します。
まとめ部分の書き方
まとめ部分では、200文字程度で記事の内容を振り返りましょう。
1行ごとのポイントはこちら。
1行目:何が書かれていたかを簡潔にまとめる
2〜4行目:大事なポイントを箇条書きにする
5行目:読者に寄り添う
6行目:次のアクションを促す
詳しく見ていきましょう。
1行目:何が書かれていたかを簡潔にまとめる
まとめ1行目は「この記事に何が書かれていたか」を簡潔に伝えます。
- 今回は〇〇を紹介しました。
- 〇〇という人のために、〇〇についてまとめました。
- 今さら聞けない〇〇を解説しました。
つい「いかがでしたか?」を書きたくなりますが、あまり良い印象を与えないので使わないほうがいいです。
実際、予測変換(サジェスト)では「いかがでしたか むかつく」「いかがでしたか ゴミ」などネガティブなワードが出てきます…。
せっかく最後まで読んでくれた人を、その一言で離脱させたくないですよね。
まとめ1行目は「この記事に何が書かれていたか」をシンプルに書きましょう。
2〜4行目:大事なポイントを箇条書きにする
まとめ2〜4行目は大事なポイントを3点程度で箇条書きにします。
まとめは復習の場所ですが、中には本文を読まずにまとめを最初に読む人もいます。
パッと見て、「何が大事なのか」が分かるようになっているといいですね。
文章がまとまらないなら、見出しをそのまま載せてしまうのもアリです。

5行目:読者に寄り添う
まとめ5行目は読者に寄り添ってください。
例えば、ターゲットが「ブログ記事の書き方が分からない」と悩んでいる人だとします。
- 私も記事の書き方に悩んでいました。
- 時間がなくて、つい放置してしまうんですよね。
- せっかく書いているのに伝わらないなんて悲しいですよね。
あなたの率直な感想を書くのもひとつの手です。
「俺(私)のことを分かってくれる」と共感を呼べれば、次のアクションにもつながりやすくなります。
6行目:次のアクションを促す
まとめ6行目(最終行)は「次に何をするべきか」を伝えます。
記事を読んでいる人は何か行動がしたくて、文章を読んでいます。
「こうしたほうがいいですよ」と背中を押してあげましょう。
記事で解決しなかったことや補足したいことがあるなら、関連記事も紹介すると親切ですね。
記事と関連するサービスを展開しているなら、以下のCTAも有効です。
- 問い合わせ
- 購入
- 申し込み
- 登録手続き
- ホワイトペーパーのダウンロード
読者が「で、結局何すればいいの?」と困ってしまわないよう、記事最後の文で次のアクションを教えましょう。
まとめは大事!2つの役割
「なんか面倒だな」と思ったかもしれません。
しかし、まとめ部分の役割を知れば、気を抜くことはできないはずです。
ここではまとめの役割を紹介します。
情報を整理するため
アクセスしてくれた人が記事をしっかり読むとは限りません。
あなたも、この記事を一語一句読んでいないと思います。
本文を読まずに、いきなりまとめに飛ぶ人もいるでしょう。
そういう人のために情報を整理してあげましょう。
「この記事はこういう内容なんだ」と分かるように説明するのです。
アクションを迷わせないため
記事を読んでいる人は「キーワードで検索するほど興味がある」状態です。
「WordPress テーマ おすすめ」で調べている人は、WordPressテーマを選びたいけれど判断材料がない人です。
つまり、次に何をするかを決めたいのです。
まとめ部分があると、記事の内容をカンタンに理解できるため検討しやすくなります。
例えば商品紹介ページなら「買おう」と判断したとき、アフィボタンがあればスムーズに購入できますよね。
背中を後押ししてあげることが、まとめの重要な役割と言えます。
まとめ
今回は記事最後の「まとめ」の書き方を紹介しました。
1行目:何が書かれていたかを簡潔にまとめる
2〜4行目:大事なポイントを箇条書きにする
5行目:読者に寄り添う
6行目:次のアクションを促す
滞在時間は長いから、最後まで読んでもらっているはず…なのに回遊率が低い。
もしかしたら、まとめの文章がうまく書けていないからかもしれません。
この記事を参考にすれば1行ごとに何を書けばいいか分かるので、ぜひお気に入り登録してくださいね。