WordPressの「あわせて読みたい」機能を有効活用していますか?
SEO対策に重要なもののあまり注目されません。
しかしだからこそ「あわせて読みたい」をうまく使えると上位表示に近づけます。
他の記事に誘導することで離脱率が下がり、回遊率がアップ、ユーザーの滞在時間が伸びるためです。
そこで今回は「あわせて読みたい(関連記事)」の効果を高める5つのコツを紹介しました。
コツ1.関連性の高い記事を貼る
回遊率を高めたくて、「あわせて読みたい」をとりあえず貼る。
ついやってしまいがちですが、「あわせて読みたい」を貼ること自体を目的にしないでください。
現在の記事に関連する記事だけ貼りましょう。
- 「記事を短時間・高品質で仕上げるコツ」→「穴埋めするだけで読まれる!書き方テンプレート」
- 「記事を短時間・高品質で仕上げるコツ」→「旅行の記事」
関連性の低い「あわせて読みたい」は「邪魔だな」と思われるだけで、クリックされません。
検索エンジンには関連性の低い記事として評価されます。
ユーザーが知りたいであろう記事なら貼る、関係ない記事は貼らない、と心がけましょう。
コツ2.重要なページにリンクを集める
「あわせて読みたい」には重要なページを優先的に選びましょう。
クローラーはリンクが集まっているページを重要とみなします。
リンクが集まれば、自然とアクセス数が上がり、滞在時間が長いページとなります。
つまり「重要なページ」と伝わり、上位表示されやすくなるのです。
商品の販売やサービスの申込みのページ(キラーページ)まで誘導するのがおすすめです。
一番見てほしいページを設定して、そこにアクセスが集中するように「あわせて読みたい」を使いましょう。
コツ3.ブログカードを使うときはテキストリンクも使う
あなたのホームページではブログカードを使っていますか?
ブログカードとは、このような↓記事タイトル・概要・アイキャッチ画像を表示する形式です。
最新のWordPressでは、URLリンクを貼るだけでアイキャッチ画像付きリンク生成されます。
オシャレですし、見やすくていいと思うのですが…。
実は「ブログカードはテキスト(文字)リンクよりクリック率が低くなる」という説が濃厚です。
ブログカードをリンクだと認識していないユーザーや、広告だと思っているユーザーが一定数いると考えられています。
サイズが大きいため、本文を読みたい人にとっては邪魔というデメリットもあります。
ブログカードを使うときは、文章内にテキスト(文字)リンクも合わせて使うのがよいでしょう。
コツ4.同じタブではなく別タブで開く
「あわせて読みたい」、別タブか同じタブか問題。
「あわせて読みたい」をクリックしたあと、今開いているタブ(ウィンドウ)をそのままにして新しいタブを開くか?
それとも今開いているタブにリンク先のページを表示させるか?
どちらがいいのか悩むところですよね。
基本的には、別タブをおすすめします。
理由は別タブのほうが「比較」や「戻る」がしやすいからです。
例えばユーザーがA記事を読んでいて、「あわせて読みたい」で紹介されているB記事に興味を持ったとします。
同じページでB記事が表示され、A記事が見えなくなってしまった…。
A記事とB記事を交互に読みたいユーザーにとってはストレスですよね。
「あわせて読みたい」は別タブを開く仕様のほうがユーザーには喜ばれるでしょう。
コツ5.読んだほうがいい理由を添える
「あわせて読みたい」を設置する場所には、なぜこの記事を読んだほうがいいのかも説明してあげましょう。
例えばこのような文を添えます。
- 画像付きで具体的なステップが分かる
- もっと深堀りした内容が読める
- 関連した記事が読める
また、文言(ラベル)を変更するのもアリ。
「あわせて読みたい」「関連記事」ではなく「もっと〇〇が知りたいなら」などに変えるとより効果的です。
読んだほうがいい理由+興味関心を引く紹介文があれば、思わずクリックしたくなるでしょう。
まとめ
今回は「あわせて読みたい」の効果を高める5つのコツを紹介しました。
コツ1.関連性の高い記事を貼る
コツ2.重要なページにリンクを集める
コツ3.ブログカードを使うときはテキストリンクも使う
コツ4.同じタブではなく別タブで開く
コツ5.読んだほうがいい理由を添える
内部リンクはSEO対策で欠かせないのに、あまり重要視されません。
だからこそ今回紹介した5つのコツを実践すれば上位表示にぐっと近づけるでしょう。