「今日もアクセス少ない」「やっぱり効果ないんだ」
アクセス解析をして、モチベーションが下がっていませんか?
データが揃っていないうちにチェックしても、正確性が低い上に挫折してしまいます。
そこで今回は”まだ”アクセス解析しないほうがいいホームページの特徴を紹介します。
まだアクセス解析しないほうがいいホームページ
アクセス数が1ヶ月に100以下
ホームページを公開したばかりでは「1日のアクセス数が0」が一般的。
1日あたりのアクセス数が3くらいになれば、やっと1ヶ月100になります。
アクセス数が100以下なら、まずはアクセスを増やすことに力を入れましょう。
今の状態ではアクセス数が少なすぎる=データが少なすぎます。
Googleアナリティクスやサーチコンソールから得られる情報も少ないです。
実際にGoogleアナリティクスでは、データが少ないと年齢や性別・興味関心などが表示されません。
アクセス数が1ヶ月に100を超えるまではアクセス解析はしなくてよい、と言えます。
初めての記事投稿から3ヶ月未満
初めて記事を投稿してから何ヶ月経っていますか?
成果が出るまでは早くても半年かかります。
Google公式でも、このように伝えています。
記事を投稿してすぐの時期では、Googleがあなたのホームページを評価できません。
検索順位はおそらく50位程度でしょう。
もしそのことを知らないまま毎日アクセス解析をしたらどう思うでしょうか?
上位表示されずにガッカリして、挫折してしまう人を何人も見てきました。
「効果が出るまでにはある程度の時間が必要だ」と頭に入れておけば、無駄にやる気を下げなくて済むでしょう。
お金はかかりますが、最短当日に検索結果に表示できます。
ホームページの目的が決まっていない
あなたがホームページを始めた理由は何でしょうか?
「とりあえずホームページを作っただけ」「同業者が持っているんだからウチも」という答えなら、アクセス解析はまだしないほうがいいです。
- リストを獲得したい
- 認知度を高めたい
- 商品を宣伝したい
- 名刺代わりに使いたい
目的があってこそ、PDCAサイクルを回せます。
特に個人事業主は本業も経理も自分でやらなければいけないので、時間が不足しがち。
ただなんとなくデータを眺めていても、貴重な時間をどんどん失うだけです。
ホームページの目的を決めてから「では何をすべきか?」とアクセス解析を始めるべきでしょう。
スマホ対応していない
ホームページがスマホに対応していないなら、アクセス解析よりも先にやるべきです。
LINEリサーチによると、調べ物をするときに使うものはスマホが93%。
スマホからアクセスして、「表示が乱れている」「操作しづらい」と思ったら多くの人が離脱するでしょう。
アクセス解析どころではないですよね。
スマートフォンからでも見やすい・使いやすいホームページになっていなければ、十分なデータを集められないのです。
アクセス解析よりコレを優先
まだアクセスも少なく、サイトの方向性も決まっていないなら、解析よりもやるべきことがあります。
限られた時間・予算を有効に使うために、まず優先順位を考えてみましょう。
記事作成を習慣にする
記事を書くのは、とても時間がかかりますよね。
「めんどくさい」「本業で忙しい」と思っていると、いつの間にか書かなくなってしまいます。
週1本の公開を目標に、記事を書く習慣を身につけましょう。
今は質を追いかけなくてもいいです。量も無理しなくていいです。
50記事溜まったタイミングで、記事の質を高めたり、アクセス解析を始めたりしましょう。
ペルソナを設定する
ただ記事数を増やすだけではアクセス数もお問い合わせも増えません。
見込み客に「欲しい!」「買いたい!」と思ってもらえるためには顧客理解が大切です。
マーケティングでは「ペルソナ」と呼ばれるもので、ターゲットよりももっと細かく設定します。
お客さんの悩みを理解し、欲しい情報を公開していけば、徐々に読んでくれる人が増えていきます。
Google公式の情報を読む
SEO対策に関する情報は溢れています。
しかし、古い情報もあれば真っ赤なウソもあります。
例えば「狙いたいキーワードはたくさん書いたほうが有利」というもの。
いわゆるキーワード出現率と呼ばれるものですが、記事に多く入っているからと言って上位表示されるわけではありません。
むしろキーワードを詰め込み過ぎて文章として不自然ならユーザーは離脱するため、Googleからの評価も下がります。
せっかく頑張ったのに逆効果なんて、イヤですよね。
Google公式の情報を確認しておけば遠回りをせずに済むでしょう。
まとめ
今回はまだアクセス解析しないほうがいいホームページについて紹介しました。
・アクセス数が1ヶ月に100以下
・初めての記事投稿から3ヶ月未満
・ホームページの目的が決まっていない
・スマホ対応していない
アクセス解析はホームページ運用にとって重要。
ですが、データが揃っていないのにアクセス解析をしてもあまり意味はありません。
それどころか「今日もアクセス少なかった…」と挫折する原因にもなります。
まずは記事を積み上げてアクセス数を増やしてから、アクセス解析に取り組みましょう。