「ダイレクト(direct)」は参照元が分からない=どこから来たか分からないときに分類されます。

流入元の詳細が分析できず、改善方法も見つからず、困ってしまうんですよね。

そこで今回はGoogleアナリティクスで「direct / none」と表示される6つのケースを紹介します。

ケース1.ブックマークからアクセスした

ユーザーがあなたのホームページをブックマーク(お気に入り)にしている場合、参照元が存在しません。

スマホやPCでのショートカットも同様に「direct / none」に分類されます。

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定期的にチェックしてくれるファンかも?

ケース2.直接URLを入力した

アドレスバーに直接URLを入力する場合、参照元はありません。

URLの一部を入力して、表示された候補のURLをクリックしたときも「direct / none」に分類されます。

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いわゆるURLサジェスト機能ですね。

ケース3.QRコードを読み取った

QRコードをスマホで読み取ってアクセスした場合も「参照元がない」と判断されます。

  • バナー
  • 名刺
  • チラシ

「direct / none」の数が急に増えたときは、広告や宣伝にQRコードを使っていないか?確認してみてください。

広告を始める前に、キャンペーンパラメータを設定するとよいですよ。

「どのチラシからアクセスされたか」が具体的にわかるため、広告の改善にもつながります。

ケース4.スマホアプリからアクセスした

スマホやタブレットのアプリからアクセスした場合も参照元がありません。

  • LINE
  • Twitter
  • Facebook

SNSを始めとするスマホアプリからの流入は基本的に計測できません。

ケース5.ファイルのリンクをクリックした

ファイルに貼り付けられたリンクをクリックした場合も「direct / none」になります。

  • Google スプレッドシート
  • Excel
  • Word
  • PDF

ファイルデータを見込み客・顧客に配布していませんか?

ケース6.メールからアクセスした

ダイレクトメールやメールマガジンに記載されたURLをクリックした場合も参照元がありません。

URLにパラメータを付与すると参照元を明らかにできるので、おすすめです。

まとめ

今回はGoogleアナリティクスで「direct / none」と表示される6つのケースを紹介しました。

「direct / none」具体的にどこから訪問されているのか

・ケース1.ブックマークからアクセスした
・ケース2.直接URLを入力した
・ケース3.QRコードを読み取った
・ケース4.スマホアプリからアクセスした
・ケース5.ファイルのリンクをクリックした
・ケース6.メールからアクセスした

「ダイレクト(direct)」は参照元のページがない、またはどこから来たのか分からない場合に分類されてしまいます。

「direct / none」に当てはまるケースを確認して、ホームページのアクセス改善に役立てましょう。