「記事を書いてもどうせアクセスも売上も増えないし」「文章を書くの、めんどくさいな。更新しなくていいかな」とやる気が下がっていませんか?
今回は、現役ライターが、「書いても意味がない」と感じる理由と対策について紹介します。
サイト運営は長期的な視点が必要ですから、これからも続けるためにぜひチェックしてくださいね。

リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
「書いても意味がない」と感じてしまう理由
ブログ記事を「書いても意味がない」と感じてしまう主な理由を挙げてみました。自分はどれに当てはまるのか、複数の理由が重なっているのか、考えてみてくださいね。
アクセスが増えない
ウェブ上の情報は爆発的に増加しており、自社ブログが埋もれることは避けられません。記事を投稿してもアクセスが増えるのは簡単ではなく、どうしても時間がかかります。
投稿を始めた当時はやる気に満ち溢れていても、「100記事書いても1,000アクセスいかない!なぜ?」など焦りや挫折感を感じることもあるでしょう。
また、「ブログはもう見てもらえない。動画や音声に注力した方がいいんじゃないか」と思う人もいるでしょう。
「ブログはオワコン」「若者はブラウザ検索はせず、SNSで情報を集めている」といった話はよく聞きます。
しかし、考えてみてください。あなたはこのサイトを見ています。検索→記事を読むという流れは、まだまだ廃れていないのです。
自分には特別な経験がないと思っている
SEOの観点から見て「独自性」は非常に重要です。Googleは独自性が高い(=オリジナリティのある)情報を評価していることを強調しています。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供しているか。
引用:2019 年 8 月の Google コア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと | Google 検索セントラル ブログ | Google for Developers
- 過去の挑戦や失敗
- 成長のプロセス
- 他分野の知識を組み合わせて新たな視点
「自分には他の人と比べて特別な経験がない」「すでに他の記事で書かれていることしか知らない」と感じていれば、コンテンツの品質が良くないから検索上位に表示されないのではないか?と心配になりますよね。
最終的には、書くことを無駄だと思ってしまうでしょう。
売上につながらない
ブログ記事を書いても、すぐに売上への影響が現れるわけではありません。でも、サイト運営を始めた時は「よし、これで集客できる!もっと売れるはず!」と張り切っているはず。
「業務の合間に頑張って記事を書いているのに」「睡眠時間を削っているのに」注文・お問い合わせや資料請求などの反応が少ないと、モチベーションが低下してしまいますよね。
それなら他の業務に時間を使いたいと思うのも自然です。
文章がうまく書けない
文章力に自信が持てないと記事公開をためらってしまいますよね。
とりあえず書いてみても「伝えたいことがうまくまとまらない」「何を言いたいのか分からないと指摘された」という状況では、書き続けるのはしんどいでしょう。
トレンドやアルゴリズムの変化についていけない
時代は絶え間なく変化しており、トレンドやアルゴリズムの更新についていくのは容易ではありません。
例えば、過去には「記事内にキーワードをたくさん載せれば載せるほど、SEO効果が高い」という噂も存在しました。
しかし今では、キーワードの出現頻度(出現率)はランキング項目としてさほど重要ではない、むしろペナルティの対象になる、というのが分かっています。
実際に、Googleは「キーワードを使いすぎているページは、Google のポリシーに違反しているとみなす(検索結果での掲載順位が下がったり、表示されなかったりする)」と明言しています。
キーワードの乱用とは、Google 検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むことです。キーワードの乱用では、不自然にリストやグループの形式を使ったり、関連性のない場所でキーワードが記載されたりする傾向があります。
引用:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー | Google 検索セントラル | ドキュメント | Google for Developers
最初はSNSやサイトでキャッチアップをがんばっていても、数日・数週間うっかり離れていると、もう何がなんだか分かりませんよね。
「ついていけない」「自分には無理だ」「これを書いても評価されないんだろうか」と感じてしまうのも仕方ないことです。
「書いても意味がない」と感じてしまった時の対策
「ブログ記事を書くのは、時間や手間の無駄じゃないか?書くのやめようかな」と判断するのはもったいないですよ。
ブログは地味な作業かもしれませんが、継続することで集客・売上につながります。ここからは記事更新を淡々と続けるための方法を紹介します。
検索以外からの流入を増やす
Googleに評価されるまでは検索結果で上位表示されず、アクセスがなかなか増えません。「書いても読まれないなら書かなくていい」と諦めるのはちょっと待ってください。
検索エンジンだけに頼らず、さまざまな手段を使って新しい読者を引きつけましょう。
例えば、SNSは多くの人々と直接つながる絶好の場です。魅力的な見出しや画像を使用して記事を共有してみましょう。
拡散されれば、新しい読者が爆発的に増える場合もありますよ。
X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、YouTubeなど、読者層がよく使うプラットフォームを選んでみてください。
ブログの目的を再確認する
ブログを書く目的を再確認すると、モチベーションを復活できるかもしれません。具体的な目標を設定し、それに向かってコンテンツを制作することで、ブログの意味と価値が明確になります。
- 資料請求してもらいたい
- メルマガ登録者数を増やしたい
- まずはブランドを知ってほしい
- 商品・サービスについて丁寧に紹介したい
ブログがビジネスにどのように貢献するかを理解し、具体的な戦略やコンテンツを考えてみてください。
読者を深く理解する
読者の悩みや関心事を予想し、なぜこのキーワードで検索するのか、その背後にある検索意図を理解しましょう。
ここで「特別な経験がないから」「自分よりも適した人がすでに書いている」なんて思う必要はありません。
大切なのは、あなたの経験や学びを丁寧に整理し、読者の課題や関心事にどのように寄り添うかを考えることです。
詳しくは以下の記事で解説しているため、参考にしてみてください。
読者とコミュニケーションを取る
ブログを書いても何も反応がないと挫折を感じるかもしれません。最初は誰もがそんなもんです。
実際の反応がなくても、解析ツールには読者の行動・考えが数字として反映されます。
定期的にチェックして、「どのコンテンツがよく読まれているのか」「どこから訪問されているのか(SNSや検索など)」を確認してみましょう。
もし読者からのコメントやSNSでの反応を見つけたら、感謝の意を示し、質問に答えたりフィードバックを受け入れたりしましょう。
キラーコンテンツを強化する
ブログ記事を書いても、即座に売上への反映が期待できないことは理解しておきましょう。特にアクセスはあるのに売れない場合、モチベーションが下がるかもしれません。
ここで確認してほしいのですが、「キラーコンテンツ(キャッシュポイント)」はきちんと用意していますか?
キラーコンテンツは、読者にとって価値が高く、CV(コンバージョン)に大きく貢献するページです。
- 導入事例
- 口コミ・お客様の声・レビュー
- 製品・サービス比較
- 商品・サービスの詳しい紹介
- 専門家の意見
キラーコンテンツを強化して、資料請求・ホワイトペーパーのダウンロード・商品の購入を促しましょう。
文章力を高める
「表現力に自信がない」「こんな下手な文章、誰が読むんだろうか」と悩んでしまうのは分かります。
最初から完璧を求めず、成長のプロセスを楽しむことが成功への第一歩です。
ライティングスキルを向上させるために、執筆の基本から学び直してみませんか。書き方について解説されている本やサイトは数多くあるので、読みやすいものから取り組んでみましょう。
例えば、「文章構成(文章の型)」をいくつ挙げられるでしょうか?
「ひとつも知らない」「PREP法っていうのは聞いたことがある」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
無理のないペースでトレンドについていく
オンライン環境の変化はすさまじく、「たった1年前の情報なのに、もう古い」なんてザラです。トレンドやアルゴリズムのアップデートについていくのは大変に思うかもしれません。
自分のペースで新しい知識を習得し、トレンドに適応する方法を見つけましょう。
Googleのアルゴリズムはアクセスに影響を与えることが多いため、Google公式ウェブマスターガイドやブログを定期的にチェックしましょう。
Googleが提供するガイダンスに従えば、誤った情報に振り回されて無駄な時間・お金を使ってしまった、なんてことも回避できます。
また、SEOやデジタルマーケティングに関する専門家が書いた(監修した)、信頼性の高いサイト・ブログをフォローしましょう。
以下は、トレンドやアルゴリズムの変更に関する最新情報を提供しているおすすめのサイトです。
まとめ
今回は「ブログを書いても意味がない」と感じる理由と対策について紹介しました。
ブログは成果がすぐに現れないケースがほとんど。焦らずに継続し、価値ある情報を提供することで、成功への道が開かれます。
以下の記事では、記事の書き方をリサーチからリライトまで詳しく解説しています。この機会に見直してみてはいかがでしょうか。