コラム記事を書くって、想像以上に奥が深いですよね。特に、読者の目を引く見出しを考えるのは一苦労。でも、心配無用です!
この記事では効果的な見出しを作るコツを紹介します。ほんの少し意識すれば離脱率が下がり、エンゲージメント時間(滞在時間)も伸び、結果的に表示順位も改善するはずです!
リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
読みたくなる見出しを付けるには?
見出しは、記事が読まれるかどうかの重要なポイントです。ここでは、見出しを作る際の5つのコツを紹介します。
- 20文字程度にまとめる
- 見出しだけで内容が分かるようにする
- キーワード・関連語句を含める
- h2見出しからh3見出しまでを使う
- 読者のニーズに応える
ひとつずつ見ていきましょう。
20文字程度にまとめる
見出しの文字数は決められていませんが、15〜20文字がおすすめです。PCで表示されたときに1行で収まるくらいの文字数です。
短くて魅力的な見出しは、読者を引き込む力があります。例えば、「10倍速く成果を出す方法」という見出しは、具体的で効果を期待させるため、クリックされやすくなります。
「です・ます調」にすると長くなってしまうため、基本的に「で・ある調」を使うといいでしょう。
見出しだけで内容が分かるようにする
読者が見出しを見た瞬間に、記事で何が解決できるのか、何を学べるのかを分かるようにしましょう。端的で、難しい言葉は使わず、スッと理解できる表現がベターです。
例えば「失敗しない人材採用のコツ」「最新SEO対策のポイント」といった見出しは内容が明確で、具体的な解決策を提供していることが伝わります。
キーワード・関連語句を含める
SEO対策としても重要なのが、キーワードや関連語句を見出しに含めること。これにより、Googleなどの検索エンジンが記事を正しく理解し、ターゲットとなる読者に記事が届きやすくなります。
ただし、日本語として不自然になるならキーワードを外しても構いません。例えば「WordPressの記事の書き方」を説明する記事で、このような見出しはあまりおすすめできません。
- WordPressの記事の書き方1.「新規追加」をクリック
- WordPressの記事の書き方2.本文を入力する
- WordPressの記事の書き方3.文字を修飾する
これでは長くてよく分からず、ユーザーは離脱するでしょう。見出しにキーワードを含めるのは大事ですが、詰め込みすぎないように注意してくださいね。
h2見出しからh3見出しまでを使う
見出しの種類にはh1からh6がありますが、記事本文では通常h2からh3を使います。h4やh5など細かい見出しを使いすぎると記事の内容が伝わりにくくなるためです。
Googleも大事なところでだけ、見出しを使うよう説明しています。
ページ全体で控えめに見出しを使用する 見出しタグは意味のある場所で使用してください。ページ上の見出しが多すぎると、ユーザーがコンテンツを読みにくくなり、1 つのトピックがどこで終了して次のトピックがどこから始まっているのか判断しにくくなります。
SEO スターター ガイド: 基本 | Google 検索セントラル | ドキュメント | Google Developers
私の場合、記事全体が2,000文字ならh2を2個、h3を3~6個使うケースが多いです。
読者のニーズに応える
見出しには読者が知りたい情報を載せます。
例えば「なぜビジネス(会社)が成長しないのか?」というテーマで記事を書くとしましょう。この場合、ユーザーが知りたいのは「成長しない理由」「成長させるための対策」でしょうから、以下のような見出しが適切です。
H2ビジネスが成長しない主な理由
H3社長の実力・人脈だけで成り立っている
H3社内にノウハウが蓄積されていない
H3未来のビジョンがない
H2ビジネスを成長させるための対策
H3社員教育の体制を整える
H3経験・知識の共有を促進する
H3事業の目的を定義する …
読者の疑問や悩みに直接的にアプローチし、読みたくなる理由を作り出しましょう。
見出しにこだわるべき3つの理由
見出しはただの飾りではありません。SEO対策において中心的な役割を果たし、読者が記事を読むかどうかの決定に大きく影響します。
- 検索エンジンに内容を正しく伝える
- 記事の全体像が分かる
- 読者が気になる部分に飛べる
ここからは、見出しにこだわるべき理由について説明します。
検索エンジンに内容を正しく伝える
Googleなどの検索エンジンは、見出しを重要な指標として使用しています。見出しにキーワードを含めると、記事がどのようなトピックに焦点を当てているのかを検索エンジンに正しく伝えることができます。
例えば「読みたくなる見出しを付けるには?」という見出しは、記事が「見出しの付け方」に関連していることを明確にします。これにより、関連性の高い検索クエリに対して記事が上位表示される可能性が高まるのです。
記事の全体像が分かる
見出しは、記事の構造を整理し、読者に記事の全体像を伝える役割を持ちます。
読者は見出しを通じて、記事がどのような情報を提供しているのか?自分の興味やニーズに関連しているのか?を瞬時に把握できます。また、全体の流れを理解したうえで文章を読み始められるため理解しやすくなる、というメリットもあります。
読者が気になる部分に飛べる
良い見出しは、読者が興味のある部分を簡単に見つけられるようにします。さらに、特定の見出しをクリックすることで直接その場所にアクセスできます。
見出しを使って記事を適切に区切っていれば、読者は長いテキストを読まずとも、求めている情報に素早くたどり着けるという訳です。サイトが使いやすくなり(ユーザビリティ)、読者が記事に戻ってくる可能性が高まる、と言えるでしょう。
まとめ
この記事では見出しの付け方について5つのコツを紹介しました。
- 20文字程度にまとめる
- 見出しだけで内容が分かるようにする
- キーワード・関連語句を含める
- h2見出しからh3見出しまでを使う
- 読者のニーズに応える
見出しは単に目を引くためだけではなく、SEO対策や読者の理解を助ける役割を持っています。魅力的で理解しやすい見出しをつけると、あなたのコラム記事はより多くの読者を引きつけ、さらに最後まで読まれるようになるでしょう。
見出しづくりで大事なのは、読者の検索意図(=検索した理由)を把握することです。検索意図をしっかり理解するために、こちらの記事もチェックしてくださいね↓