「ホームページを運用していても、なかなか結果につながらない…。」と悩んでいませんか?
もしかして想定ユーザーと実際のユーザーが違うのかもしれません。
30代男性向けに書いているつもりでも、読んでいるのが20代女性なら心を動かせないですよね。
Googleアナリティクスではユーザー属性(年齢や性別・興味のあるジャンル)を取得できます。
今回はユーザーの心をつかむために使いたい、Googleアナリティクス「ユーザー属性レポート」について説明します。
ユーザー属性でわかること
ユーザー属性は、ユーザーを理解するために役立ちます。
取得される情報はGoogle広告やSNSで推測された年齢・性別・興味・関心です。
- 何歳くらいの人が来ているのか?
- 男性、女性、どちらが多く来ているか?
- どんなことに興味があるのか?
ユーザーの個人情報を持っているわけではなく、推測しているだけなので、100%正しいとは限りません。
それでも想定しているターゲットと大きくズレがあれば修正が必要ですね。
ユーザーのことを深く知れば、より刺さるコンテンツが書けるようになり、より結果につながりやすくなります。
ユーザー属性を収集する方法
ユーザー属性を収集・表示するには2つの設定を行います。
ユーザー属性レポートをオンにする
- Googleアナリティクス「管理」をクリックする
- 「プロパティ」→「プロパティ設定」をクリックする
- 「ユーザー属性レポートとインタレストカテゴリ レポートの有効化」を「オン」にする
- 「保存」をクリックする
広告レポート機能をオンにする
- Googleアナリティクス「管理」をクリックする
- 「トラッキング情報」→「データ収集」をクリックする
- 「広告レポート機能」を「オン」にする
- 「保存」をクリックする
この2つを設定すると、「ユーザー」メニューの「ユーザー属性」や「インタレスト」レポートで詳細が確認できます。
反映まで24時間かかる場合があるので、また明日にでもチェックしてください。
ユーザー属性が表示されない場合
ユーザー属性レポートを設定してから1日経っても「このレポートのデータはありません。」と表示されてしまいますか?
その場合、十分なユーザー数に達していない可能性があります。
- ホームページを公開したばかり
- 10記事しかアップしていない
- SNSで記事を紹介していない
当てはまるならまずは記事を充実させ、SNSからのクリックを増やし、ユーザー数を増やしましょう。
ユーザー属性をオンにしたら追記を
ユーザー属性をオンに設定したら、その旨をホームページで説明しなければいけません。
プライバシーポリシーに以下の3点を追記しましょう。
- Googleアナリティクスで導入した広告向け機能について
- Cookieをどのように使っているか
- どのようにオプトアウトするか
Googleで情報収集している以上、ユーザーにそのことを伝える必要があるんですね。
まとめ
今回はGoogleアナリティクス「ユーザー属性レポート」について説明しました。
・ユーザーのおおまかな年齢・性別・興味・関心がわかる
・設定は2つ。簡単ユーザー属性レポートをオン、広告レポート機能をオン
・「ユーザー属性」や「インタレスト」レポートで詳細が確認できる
・プライバシーポリシーへの明記を忘れないで
ユーザー属性を活用し、よりユーザーの心に刺さるホームページを作っていきましょう。