ホームページ運営を続けるコツは「迷う時間を減らすこと」。

「分からない」「どうしよう」と思っているうちに、仕事が忙しくてつい後回しにしてしまった…。
これは私自身の経験ですし、きっとあなたにも当てはまるでしょう。

そこで今回はホームページ運営で迷わないために、決めておきたい6つのルール(+私の例)を紹介します。

ルール1.更新頻度

更新頻度は週1回がおすすめです。

他社はどのくらいの頻度でホームページを更新していると思いますか?
中小企業庁の調査によると、小規模事業者・中規模企業のホームページ更新頻度は「数ヶ月に1回」以下が多いようです。

更新頻度割合
毎日1.6
週に2,3回2.9
毎週3.9
毎月14.1
数ヶ月に1回28.5
年に1回13.9
数年に1回17.5
更新していない17.5
「ITの活用に関するアンケート調査 小規模事業者」

週1回更新すればトップ10%に入るんですね。

頻繁に更新すればGoogleに評価されやすく、上位表示につながります。
結果的に、集客・受注の可能性を高められるでしょう。

ただし「毎日更新する!」と高い目標を立てても、続かなければ意味がありません。
できる範囲で大丈夫です。
記事を書く時間と更新予定時間を決めて、習慣にしましょう。

参考記事
中小企業庁 2 IT の導入の状況
私の場合
  • 火曜日と金曜日の夜6時から20分、記事を書く
  • 毎週水曜日の夜7時にアップする
  • 火曜には下書き投稿し、サムネや装飾を行う

あなたも「いつ」「何をするか」ルール化してみてください。

ルール2.記事の内容

ホームページには見込み客が「知りたい」「勉強になる」内容をアップします。

理想は「記事を書く前に、何を書くか決まっている」状態です。
ペルソナが定まっていればキーワードが絞れますし、ホームページの目標に合わせて方向性も決まります。
あとは手を動かすだけなので執筆時間を短縮できます。

もし記事を書くたびにペルソナやキーワードを決めているのなら、1記事に5〜6時間はかかるでしょう。
しかも1記事ごとにペルソナが違うので他のページを読む割合も少なく、お問い合わせや注文につながりにくくなります。

少なくとも「誰に」「何を伝えて」「どうなって欲しいか」は決めておくべきでしょう。

私の場合
  • 対象:ホームページで効果が出ない中小企業・個人事業主
  • 内容:売上につながる文章の書き方
  • 結果:ホームページで売上が立つようになる

サイト全体の統一感も出るので、ぜひペルソナ作成してみてくださいね。

ルール3.トンマナ

トンマナ(トーン&マナー)は、本来デザインに統一感を持たせるために決めるルールです。
文章においても文体や表記の仕方を揃えるために使われます。

表記ゆれがあると文章が読みにくくなるので、あらかじめトンマナを作りましょう。

文章のトンマナ
  • 文体:「です・ます調」か「だ・である調」か?
  • 英数字:半角か全角か?
  • 漢字かひらがな:「時」か「とき」・「事」か「こと」・「出来る」か「できる」
  • アルファベットか英語:「Google」か「グーグル」・「Webサイト」か「ウェブサイト」
私の場合
  • 文体:です・ます調
  • 英数字:半角
  • 漢字かひらがな:ひらがなを多めにする

トンマナはこだわると時間がかかってしまいます。とりあえずザックリと決めておきましょう。

ルール4.文字数

記事の文字数について目安を決めます。
「SEO対策のために、できるだけ長くしよう」と考えるのは逆効果。

読者が「文字数稼ぎ」「いつまでたっても要点にたどり着かない」と思えば、すぐに離脱するからです。
1記事につき1つのテーマを決めて、必要十分な文字数でまとめましょう。

どうしても迷ってしまうなら、ライバルサイトの文字数をチェックしてみてください。

私の場合
  • 1記事あたり:2,000〜3,000文字
  • 1見出しあたり:300〜500文字
  • 1行あたり:20〜40文字
  • タイトル:25〜32文字

少なすぎても多すぎてもダメなので…難しいところです。

ルール5.サムネイル画像

画像のサイズや配色を統一すれば、時短にもブランディングにもつながります。

スマホ撮影画像・PC画面のキャプチャを掲載する場合は見た目がバラバラになりがちです。
記事公開前に表示を確認しましょう。

無料デザインツールCanva(キャンバ)を使うと文字入れ・サイズも簡単にできるので、おすすめです。

私の場合
  • 画像を入れるタイミング:見出し下(タイトル下には表示しない)
  • 画像サイズ(幅・高さ):横1200px x 高さ675px
  • メインカラー:水色(B0D7F4)

デザインは苦手なので、基本的に外注してます。

ルール6.記事の装飾

適度な装飾は記事の読みやすさをアップします。
単調さをなくし、最後まで読み進めてもらえるよう工夫しましょう

ただし、装飾が多すぎるとうるさく感じてしまいます。

記事の装飾
  • 強調マーカー
  • 太文字
  • ボックス(枠)
  • 吹き出し

この4つを使うくらいなら大丈夫だと思います。
文字を大きくしたり文字色を変えたりすると読むリズムが乱れるため、あまりおすすめできません。

私の場合
  • ・マーカー:イエロー
  • ・太文字:1見出しにつき1文
  • ・まとめのボックス(枠):ブルー
  • ・吹き出し:自分の意見や補足を言いたいとき。1見出しにつき2回まで

シンプルな装飾を心がけましょう。

まとめ

今回はホームページ運営で迷わないために、決めておきたい6つのルールを紹介しました。

ホームページ運営ルールを決めて、迷う時間を減らす
  • ルール1.更新頻度
  • ルール2.記事の内容
  • ルール3.トンマナ
  • ルール4.文字数
  • ルール5.サムネイル画像
  • ルール6.記事の装飾

最初から完璧に設定するのは難しいので、あとから変更することになるでしょう。
それでも、「ルールをまったく決めずに1記事ごとに悩み、挫折してしまう」ケースは防げるはずです。

ホームページ運営を迷わずに行うため、6つのルールを考えてみてくださいね。