「ホームページの代表挨拶って、何を書けばいいの?」と悩んでいる方へ。
代表挨拶や運営者情報は意外と見られるページで、ここをしっかり書くと読者と信頼関係を築きやすくなります。
だからこそ「何を書くべきか」「どう書いたらいいのか」迷ってしまうんですよね。
そこで今回はホームページの代表挨拶に載せたい内容と注意点を紹介します。
代表挨拶に載せたい内容
代表挨拶を書くときのポイントは「どんな気持ちで読まれるか」を考えることです。
いきなりアクセスするケースは少なく、他の記事やトップページを見てから代表挨拶・運営者情報をクリックするはずです。
つまり、読み手の気持ちはこのようになります。
- 代表はどんな人なんだろう?
- 何を提供している会社なのかな?
- どんな思いで会社を立ち上げたのだろう?
- 信頼していいのかな?
読み手の気持ち・疑問に答える情報を載せていくのがおすすめです。
ここでは代表挨拶に載せたい、具体的な項目を紹介していきます。
これまでの経歴・実績
今までの経歴や実績を書くと、信頼性を高められます。
例えば文章の書き方についての記事を公開しているとします。
執筆者が経験豊富なライターなら説得力がありますが、ブログを初めて10日目の人が書いてもイマイチ信じられませんよね。
同じ内容でも「誰が書いているか」はとても重要なのです。
- 経歴
- 実績
- 保有資格
- 肩書き
- 受賞歴
- 独立年月・設立年月
経歴や実績を伝えることはユーザーの信頼にもつながる上に、Googleの評価にも影響します。
Google 検索セントラルでは、以下のように説明しています。
Google のシステムでは、関連コンテンツを特定した後、最も有用性が高いと思われるコンテンツが優先されるよう努めています。そのために、専門性、権威性、信頼性または E-A-T と呼ぶ内容を備えたコンテンツを判別する際に活用できる要素の組み合わせを特定します。
有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル | ドキュメント | Google Developers
E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を意識すると、上位表示にもつながります。
どんな課題を解決するか
読者が気になっているのは「どんなサービスを提供している会社なのか」「どんな課題を解決してくれる会社なのか」です。
これはお客様の立場に立って考えるとよく分かります。
ホームページを訪問した人には何かしら悩みがあります。
つまり「この会社は自分の悩みを解決してくれるだろうか」が、一番知りたいことと言えます。
会社の特徴や強みを書き、「この会社に任せてみよう」とお客様に感じてもらうようにしましょう。
会社・サービスを始めたきっかけ
あなたがその会社やサービスを始めた動機・経緯も大切な要素です。
会社を立ち上げたり、サービスを開始したりした背景には、あなた自身の問題意識や目的が存在します。
そして、その気持ちは会社の経営理念にもつながっているはずです。
「こんな経験をしてきました。だから〇〇がしたいと思い、会社を立ち上げました」といったストーリーや想いを記すことで、お客様の共感を得やすくなります。
プライベートなこと
代表挨拶の文章では固くなりがちなので、人となりが分かる情報も挙げておくのがベターです。
- 出身地
- 出身大学
- 趣味、マイブーム
- 好きなこと
- 誕生日
また、読み手と同じ立場に立って「自分はこんな失敗した」「こんなネガティブな経験をした」と語るのもよいでしょう。
共感や親近感は「あなたが書いた記事だから読みたい」「あなたに頼みたい」につながります。
今後の抱負
代表挨拶・運営者情報の最後には、今後の抱負を書きましょう。
「これから何をしていくか」「何を目指すのか」を伝えると、現状に満足せず向上していくイメージをお客様に与えられます。
「お手伝いができれば幸いです」など、それまでの文章の流れをくんで、うまくまとめましょう。
代表挨拶を書く上での注意点
代表挨拶を書く上での注意点も確認しておきましょう。
500文字程度にまとめる
代表挨拶はあまり長くなり過ぎないように気をつけましょう。
いわゆる”自分語り”だと、最後までなかなか読んでもらえません。
結局「どんな人か」「どんな会社か」伝わらないまま離脱されてしまい、記憶にも残りません。
目安は500文字〜800文字、簡潔にまとめることを意識します。
どうしても文字数が増えてしまう場合は、以下の内容を省略します。
- 他のページで説明していること
- 中学・高校など詳しい学歴
- 何回転職したか
いろいろ書くと伝えたい部分がぼやけてしまうので、読者が知りたいことを中心に取捨選択しましょう。
他社のコピペをしない
「コピペをしない」「丸パクリをしない」…当然と言えば当然ですが、きちんと自分の言葉で書きましょう。
代表挨拶の内容に迷っていると、他社の真似をして楽に終わらせたくなります。
しかし、考えてみてください。
「これ他のサイトでも見たことあるぞ」「あれ?ちょっと表現変えただけじゃない?」と思われたら、信用が一気に落ちてしまいます。
文章が苦手でも、時間がかかっても、自分自身で書くようにしましょう。
やわらかい文章を心がける
代表挨拶はどうしても堅苦しい文章や機械的な文章になりがち…。
いつも以上にやわらかい文章を心がけましょう。
- 専門用語は使わない
- 漢字よりもひらがなを多く使う
- 語りかけるような文末表現を使う(〜ですよね、でしょうなど)
他の人に読んでもらうのもおすすめです。
まとめ
今回はホームページの代表挨拶に載せたい、おすすめの内容を紹介しました。
- これまでの経歴・実績
- どんな課題を解決するか
- 会社・サービスを始めたきっかけ
- プライベートなこと
- 今後の抱負
代表挨拶・運営者情報のページにアクセスした人の気持ちを考えると、何を伝えればいいのか予想がつきます。
この記事を参考に、代表挨拶の文章を磨いていってくださいね。