オウンドメディア運営の担当者様、WEBライター選びに頭を悩ませていませんか?
- どんなライターに依頼すればいいのか分からない
- 予算内で質の高い記事を書いてくれるライターを見つけるには?
- 継続的に良質なコンテンツを生み出せる人を探している
この記事では、現役ライターが、優秀なライターを見つけ、コンテンツマーケティングを成功させるためのヒントを紹介します。
リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
WEBライターの探し方
WEBライターを探す方法は主に3つあります。
- クラウドソーシングサービスを利用する
- フリーランスライターに直接依頼する
- 記事制作会社へ外注する
それぞれメリット・デメリットがありますが、初めてライターを探す場合はクラウドソーシングサービスをおすすめします。詳しく見ていきましょう。
クラウドソーシングサービスを利用する
- ライターへの報酬が安い
- 選定の時間・手間を省ける
- トラブルの仲介をしてくれる
- サービス利用料がかかる
- やり取り方法などに制限がある
- スキルを見極めるのが難しい
クラウドソーシングサービスには数多くのライターが登録しています。特に「ココナラ」や「ランサーズ」はワーカー数が多く、募集(案件掲載)をするとすぐに人が集まってきます。
競争原理が働くため、ライターから比較的低い報酬金額で提案してくれます。コンテンツ制作のコストを抑えられるのは嬉しいですね。
さらに「過去にどんな記事を書いていたのか」「他の人からの評価は良いか」など実績を見ながら、自社に合った人材を選べるのも大きなメリットです。
クラウドソーシングサービスのデメリットは「スキルにバラツキがある」という点が挙げられます。基本的に誰でも登録できるため、経験豊富なプロから初心者までスキルレベルに大きな差があります。
依頼前には必ず過去の実績や評価を確認してくださいね。
フリーランスライターに直接連絡する
- 事前に人柄が分かる
- 文体や装飾などのスキルが分かる
- 柔軟に対応してもらえる
- 報酬や納期などの交渉が必要
- 個別に調べる必要あり
- トラブルが起こりやすい
フリーランスWEBライターは、ホームページやブログ・SNSで情報発信している人が多いです。
例えば、ブログを見て「この人の文章スタイルが好きだ」「この人なら私の求める記事を書いてくれるだろう」と思ったら、メッセージを送ってみましょう。
個人だからこそ、料金や納期・記事の方向性についてなど細かい調整にも対応してくれるはずです。
ただし、直接契約の場合、支払い条件や著作権の取り扱いなどのトラブルが起こった際には両者で解決する必要があります。契約前に詳細を話し合い、合意文書などを作成しておくとよいでしょう。
記事制作会社へ外注する
- 短期間で大量の記事を制作できる
- ライターに個別相談しなくてよい
- 専門家が在籍している可能性大
- 費用が高額になりがち
- 他の方法と比べて納期が長い
- 修正に回数制限あり
記事制作会社を通してライターに依頼する方法もあります。複数の記事を一気に制作したい場合や、専門知識が必要な記事を依頼したい時に適しています。
ライターの選定や記事構成の作成なども記事制作会社が対応してくれるため手間が省けます。また、プロの編集チームがクオリティ管理をしてくれるので安心でしょう。
なお、関わる人数が増える分、費用は他の方法に比べて高額になりがちです。月予算が10万以上などある程度潤沢な場合の選択肢と言えるでしょう。
優秀なWEBライターを見つけるポイント
WEBライターを選ぶ時に見ておきたいポインは以下の4点です。
- 実績は豊富か
- 専門性は高いか
- 料金は安すぎないか
- コミュニケーションは円滑か
ひとつずつ見ていきましょう。
実績は豊富か
ライターの実績、つまり「どれだけ多くの記事を納品してきたか」を確認します。やはり、「今回が初めてなんです」という人よりは、実績1,000記事の人のほうがスキルが高いですから。
クラウドソーシングではプロフィールに実績(契約完了)件数が掲載されているはずなので、参考にしてくださいね。
なお、過去記事を確認したくても、中には「機密保持契約があって、見せられないんですよ」と言うライターもいます。それはそれで「この人、契約とかルール、ちゃんと守るタイプなんだな」と信頼できるポイントになります。
ポートフォリオやホームページがあれば、品質や文体・得意ジャンルなどをチェックしましょう。
「自社の求めるスタイルに合っているか」「読者層の心理を理解し、求めている情報を書いているか」「テーマについて深く掘り下げられるか」などライターの能力を判断します。
専門性は高いか
WEBライターを選ぶ際には専門性も大切な要素です。依頼したい分野・ジャンルに精通しているライターを選びましょう。
例えば「最新ITトレンドについての記事を書いてほしい!」と思っているなら、エンジニアの経験がある人やIT資格を持っている人を選ぶべきです。読んでる人が「へぇ〜」と唸るような、深い内容の記事を期待できるでしょう。
ライターは資格を持っていなくても名乗れます。だからこそ関連資格や認証を持っているかどうかに違いがあらわれると言えるでしょう。
料金は安すぎないか
依頼側としては「できるだけ安く頼みたい」というのが本音ですよね。ただ、本当に良い記事を手に入れたいならそれなりの金額を払う必要があります。
正直な話、「1文字1円以下」での依頼はちょっと考えものです。この安さはライター自身が自分のスキルに自信がないか、まだ経験が浅いってことのサインかもしれません。
一方で「1文字3円以上」と設定しているライターは、だいたい経験豊富で実績もしっかりしています。もしFPや税理士のような専門的な資格を持ってる場合は「1文字4円以上」も納得の価格です。
ただ、予算の問題もありますよね。この記事を参考に料金と品質のバランスを取りながら、ライターを選んでいきましょう。
コミュニケーションは円滑か
あなたの頭の中には「こんな記事が欲しい!」という想いがあるでしょうから、それを文章にしてくれるライターが良いですよね。
「要望を理解し、期待に応えてくれるか?」を見極めるために、相談段階からやり取りを観察しましょう。回答スピードや内容の的確さ・質問への対応方法などから、コミュニケーション能力を判断できます。
記事の目的や方向性・レギュレーションなどをしっかり理解し、文章に反映できるライターを探してください。
WEBライターを継続依頼するかの判断基準
WEBライターを選ぶ作業は時間も労力もかかります。できれば、一度契約した人に続けて依頼したいですよね。そこで重要になるのが、信頼できるパートナーかどうかを見極めることです。
継続依頼して問題ないか判断する基準はこちらです。
- 記事の品質は満足できたか
- 納期は守られたか
- SEOを意識しているか
- フィードバックに対応してくれたか
- 法律を理解しているか
ひとつずつ説明しますね。
記事の品質は満足できたか
記事が納品されたら品質評価しましょう。「読んでいて、スッと理解できる」「CTA(お問い合わせ)などにスムーズに誘導している」のであれば、長期的な関係を築いてもいいかもしれません。
- キーワードや方向性など条件を満たしているか
- 読者の心理を理解し、寄り添っているか
- 誤字脱字や文法的な誤りがないか
- レギュレーション(文体・表現)に従っているか
- コピペ率は高すぎないか(コピーコンテンツではないか)
残念ながら「コピペ記事」「AI記事」を提出してくるライターもいますから、しっかりチェックしてくださいね。
文章の品質を高めるには、依頼側も知識を付けておく必要があります。以下の記事では校正・推敲を学べる本をまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
納期は守られたか
納期を守ることは基本中の基本ですが、中には責任感を欠く人もいますので注意が必要です。
実際、過去に提示した日付を過ぎてから、しれっと提出するライターがいました…。もちろん、その人にはもう依頼することはありません…。
もし「納期は遅れたが、記事の品質には満足している」という状況なら、遅れた理由を詳しく聞いてみてください。コミュニケーションが取れており、誠実な謝罪がある場合は様子を見てもよいでしょう。
SEOを意識しているか
記事を外注する主な理由は「検索順位を上げて、多くの人にアクセスしてもらうこと」ですよね。
SEOの知識があるライターなら、重要なキーワードを自然な形で配置します。読者に有益で、かつキーワードを適切に使ったコンテンツに仕上げてくれるはずです。
過剰なキーワードの使用は検索エンジンに嫌われる可能性があるため、違和感のない範囲で使っているかを確認しましょう。
フィードバックに対応してくれたか
フィードバック対応は、今後の付き合いにおいてとても大事なポイントです。ライターがフィードバックを受け入れて修正を行うかを見てみましょう。
例えば「ここの表現は変えて欲しい」「この1文が少し長く、分かりにくい」といった軽微な変更を依頼してみます。
「無理です!」「追加費用かかります」といった反応なら、継続は避けたほうがいいかもしれません。逆に、「貴社の方向性として合っていなかったのですね」「その方が分かりやすいですね」といった返事ならOKでしょう。
柔軟で建設的な態度なら一緒に仕事をしていても心強いですし、プロジェクト全体のクオリティもグンと上がりますよ。
法律を理解しているか
信頼できるライターは、法的な側面もしっかり考慮した記事を提供します。
例えばデータを紹介する際に、正しい方法で引用しているでしょうか?つまり、著作権法上の要件を満たしているでしょうか?
- 引用部分がわかる
- 引用元がわかる
- 引用部分がメインではない
- 引用する必要性がある
- 引用部分を改変していない
引用の仕方について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
他にも文章を書く上で特に注意しなければいけないのは「景品表示法」や「薬機法」です。法律に違反した場合、掲載したサイト=つまり自社が罰金などのペナルティを課されてしまいます。
法律や規制を理解し、遵守しているライターを選んで、リスクを回避してください。
まとめ
今回は優秀なライターを見つけ、コンテンツマーケティングを成功させるためのヒントを紹介しました。
- 実績
- 専門性
- 料金
- コミュニケーション
オウンドメディアをスムーズに運用するには、こちらの意図を理解してくれるライターを見つけ、長期的な関係を築くことが重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ優秀なWEBライターを見つけてください。
依頼前には、できるだけ情報を揃えておくことをおすすめします。ライターに方向性が伝わりやすく、希望に沿った記事が上がってくる可能性が高くなります。詳しくは以下をチェックしてください。