ChatGPTは短時間で多くの文章を作成できるため、記事を書く人にとって画期的なツールです。ただし、指示(プロンプト)が曖昧だと、答えてほしい内容と違うものが返ってくることもあります。
そこで今回は、ChatGPTへの具体的かつ効果的な指示方法を例文で紹介します。ぜひコピペして、記事制作を効率化してください。

リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
準備編
ChatGPTにいきなり文章を書かせるよりは、前提条件などを共有してからのほうが精度が上がります。
- 読者の悩みを教えてもらう
- 重要なキーワードを確認する
- 記事構成を提案してもらう
- 補足情報を提案してもらう
面倒に思うかもしれませんが、ご自身も「誰のために」「何のために」書くのかを深く理解できますよ。省略せず、順番に進んでみてくださいね。
読者の悩みを教えてもらう
- 〇〇(キーワード)に関心を持つ読者が直面している一般的な悩みや課題は何ですか?
- 読者(ターゲット)が〇〇(キーワード)について、どんな課題を抱えているか教えて。
- 読者(ターゲット)は〇〇(キーワード)に関して、どんな悩みがありますか?
- 〇〇(キーワード)において、読者(ターゲット)が求める解決策や情報はどのようなものですか?
- 〇〇(キーワード)に関する情報を探しているユーザーは、どのような結果や改善を期待していますか?
- 〇〇(キーワード)を考える際、悩ませる主な感情や不安は何ですか?
- 読者が〇〇(例:時間の節約)を実現できれば、どのようなメリットがあるか?
記事を書く上で重要なのは「どんな人に、どんな情報を届けるか」です。読者の悩み・課題を確認すると、何を書くと喜ばれるのかが予想できます。
例えば「個人事業主のホームページ運用に対する課題を教えて」と聞くと、このように回答します。

重要なキーワードを確認する
- 読者(ターゲット)が〇〇(キーワード)について、どのようなキーワードで検索するか教えて。
- 読者(ターゲット)が〇〇(キーワード)について検索する際の、関連キーワード・サジェストキーワードを教えてください。
- 読者(ターゲット)が〇〇(キーワード)のチュートリアルを探す際に入力するキーワードやフレーズを提案してください。
検索されているキーワードから検索の意図が見えてきます。ピックアップされたキーワードを含んだ文章を作るとターゲットの希望に沿った内容にできます。
記事構成を提案してもらう
- 〇〇(キーワード)をキーワードとして、検索結果10位以内の記事を参考に記事構成を提案して。
- 〇〇(キーワード)について、読者(ターゲット)向けに基本情報を提供する記事の構成を提案してください。
- 2000文字程度で、導入部、本文(3-4のセクション)、まとめの5部構成で記事構成を提案してください。
- 質問回答形式で、〇〇(キーワード)についての初心者向けガイド記事の構成を提案してください。重要な質問をセクションの見出しとして使用します。
- SEOを意識し、〇〇(キーワード)で上位にランクされる可能性が高い、読者(ターゲット)に魅力的な記事構成を提案してください。
- 〇〇(商品)と〇〇の比較を中心に据えた、詳細な分析記事の構成を提案してください。以下に各セクションで扱う比較ポイントを明記します。
検索結果上位の記事をチェックして構成を考えるのは大変ですが、ChatGPTなら自動化できます。
ただし、キーワードによって精度が大きく変わるので、出力を待っている間に自分でチェックしておくことをおすすめします。ラッコキーワードの見出し抽出機能が便利です。
補足情報を提案してもらう
- 〇〇(キーワード)に関する詳細記事を作成しています。このトピックを深く理解するために必要な補足情報やデータがあれば提案してください。
- 記事のセクション〇〇(見出し)について、より深い洞察を提供するための統計データや研究結果の提案をお願いします。
- 読者(ターゲット)が関心を持ちそうな質問や疑問に答える形で補足情報を提案してください。
- 〇〇(キーワード)に関する最新のトレンドやデータを反映した補足情報の提案をお願いします。どのような情報が現在の議論に影響を与えているのか教えてください。
- 実際の事例やケーススタディを用いて、〇〇(キーワード)の理解を深めるための補足情報を提案してください。
- 〇〇(キーワード)についての専門家の見解や意見を取り入れることができる補足情報を教えてください。どのような意見が記事の信頼性を高めるのに役立つでしょうか?URLなどあれば提示してください。
ChatGPTは基本的に指示した内容でしか文章を生成してくれません。つまり、準備段階で重要な情報が抜けていれば、ありきたりな記事が出来上がってしまうのです。それではユーザーを満足させることができませんね。
本文を書かせる前に、補足・追加したほうがよい情報を確認しておきましょう。
文章生成
ここからはChatGPTに文章を書かせる指示文を紹介します。
- 本文を書いてもらう
- 読者に合わせて表現を変える
- 導入部分を書いてもらう
- まとめ部分を書いてもらう
それぞれ複数パターンを用意しているので、目的に合わせて使い分けてくださいね。
本文を書いてもらう
- 読者(ターゲット)向けに、〇〇(キーワード)について、2,000文字程度の記事を書いて。
- 先述の記事構成をもとに2,000文字程度の記事を書いてください。
- 以下のポイントを取り上げて記事を書いてください:①〇〇、②〇〇、③〇〇。それぞれ詳しく解説してください。
- 〇〇(キーワード)について詳しく教えて。初心者でも理解できるように、専門用語は使わずに、または使う場合はそれを簡単に説明する形で書いてください。
- 質問回答形式で、〇〇(キーワード)についてのよくある質問に答える形で記事を書いてください。
- 〇〇(キーワード)に関する具体的な例やケーススタディを記事に含めて、理論を実践にどう活かすかを示してください。
- 〇〇(キーワード)を記事全体にわたって自然に組み込み、SEOに配慮した内容にしてください。
キーワードやターゲット・文字数を指定すれば、より希望に沿った文章が生成されます。文字数以外にも段落(5段落、10段落、15段落)による指示も可能です。
特に文字数を指定しないときは「〇〇(キーワード)について詳しく教えて」だけでもOKです。
読者に合わせて表現を変える
- 〇〇(ターゲット)向けに書いて。
- 小学生が理解できるように、やさしい言葉と具体的な例を使って説明してください。
- 初心者でも理解できるように簡単に説明してください。専門用語を使う場合は、それをわかりやすく解説して。
- 専門家が興味を持つような詳細情報と高度な分析を提供してください。最新の研究や専門用語を使用してかまいません。
- ビジネスパーソンが役立つように、実践的な観点から解説してください。どのようにして業務に活かせるかの例も挙げて。
- 10代が興味を持つように、現代のポップカルチャーやソーシャルメディアのトレンドを関連付けて説明してください。
ChatGPTは読者に合わせて表現を工夫します。(スゴイ)
子ども向けの文章を書く場合は簡単な単語や表現を使い、専門家向けの文章を書く場合は専門用語や統計データなどを使用して専門的な視点から詳細に説明してくれるのです。
例えば「ChatGPTとは何?」と指示した場合と、「ChatGPTとは何?小学生でも分かるようにやさしく書きなおして」と指示した場合を比較してみましょう。

少し堅苦しいですよね。「小学生でも分かるように」と指示した場合、このような回答に変わりました。

導入部分を書いてもらう
- 〇〇(キーワード)を紹介する記事について、200文字程度のリード文を書いて。
- これまでの内容をもとに、200文字程度の導入文を書いてください。
- 読者の注意を引きつけるための魅力的な導入文を書いてください。記事の主題は〇〇(キーワード)です。
- 〇〇(キーワード)の問題に直面している読者に向けて、この記事がいかに役立つかを示す導入文を作成してください。
- 興味深い統計や、読者が思わず考え込むような質問で始まる導入文を書いてください。
- 読者の興味を引く短いストーリーや具体的な例を用いた導入文を作成してください。
導入部分(リード文)は記事の内容を簡潔に紹介しつつ、最後まで読む価値を感じてもらうようにしなければいけません。ChatGPTに依頼すると「この記事に何が書かれているか」「どんな人が読むといいのか」などをうまくまとめてくれますよ。
導入文の書き方テンプレートを例として示すのもおすすめです!
まとめ部分を書いてもらう
- 〇〇(キーワード)を紹介する記事について、200文字程度のクロージング文を書いて。
- これまでの内容をもとに、200文字程度のまとめ文を書いてください。
- この記事で取り上げた主要なポイントを簡潔にまとめ、読者に強い印象を残すクロージングを書いてください。
- 〇〇(キーワード)に関する記事について、300文字程度のクロージング文を書いて。最後はお問合せへ誘導して。
- 引用や名言で記事を締めくくるまとめ文を提供してください。記事のメッセージがより心に響くようにしてください。
- 記事の内容について読者自身の考えを深めるような質問でクロージングを終えてください。読者がさらに考えるきっかけを作ってください。
- 記事全体を通じて伝えたかったメッセージを再度強調し、読者がその重要性を忘れないようにするまとめ文を書いてください。
まとめ部分(クロージング文)は記事の内容を振り返り、次のアクションへ誘導する役目があります。
ChatGPTに「これまでの内容をもとに、200文字程度のクロージング文を書いて」と指示すると、概要文を提案してくれます。「お問合せにつなぎたい」といった具体的なゴールがあれば、「最後は『詳しいことを知りたい方はお問合せを』といった内容で締めて」と伝えれば調整してくれます。
仕上げ
文章生成が終わったら、記事として公開できるように仕上げていきましょう。
- 加筆修正してもらう
- タイトルを提案してもらう
- メタディスクリプションを書いてもらう
ChatGPTにブラッシュアップまで任せると、かなりの時短につながります。
加筆修正してもらう
- 次の文章に対して、詳細情報と例を追加してください。現状ではあまりにも一般的で、読者に具体的なイメージを提供できていません。
- このセクション〇〇(見出し)をもっと説得力があり、読者の関心を引く内容にブラッシュアップしてください。データや研究結果を盛り込んでください。
- 以下を、よりフォーマルなトーンに修正してください。現在の言葉遣いでは、ターゲットとする読者層に対して適切ではありません。
- 読者がよく持つ疑問に答えるセクションを記事に追加してください。記事がより包括的な情報源となることを期待しています。
ChatGPTは基本的に指示に従ってくれるものの、残念ながら、指定した文字数より少なく回答されるケースが多いです。自分で加筆修正するのもよいですが、どうせならChatGPTにボリュームを増やして書き直してもらいましょう。
タイトルを提案してもらう
- SEOを意識して、〇〇(キーワード)を含む記事タイトルを10案提案してください。
- これまでの内容をもとに記事タイトルを10案考えてください。
- 〇〇(キーワード)について解説する記事のための魅力的なタイトルを提案してください。この記事の目的は、〇〇(読者が得る具体的な利点や学び)を提供することです。
- 読者が得られる具体的なメリットや成果を強調したタイトルを提案してください。
- 違う切り口で10案考えてください。
記事作成のステップで意外と時間がかかるのが、タイトル決めですよね。
ChatGPTなら記事タイトルをスピーディーに考えてくれます。イマイチだった場合は「切り口を変えて、あと10案出して」といった指示をするのがおすすめです。
それでも納得するタイトルが出てこない場合は、タイトル自動生成ツールを使ってみてください。
メタディスクリプションを書いてもらう
- SEOを意識して、〇〇(キーワード)を自然に含む記事のメタディスクリプションを作成してください。内容を120文字以内で要約して。
- 〇〇(キーワード)に関する記事について、メタディスクリプションを120文字以内で作成して。
- ここまで書いた内容を120文字以内でまとめてください。
- 記事が他とどう違うかを強調したメタディスクリプションを120文字以内で書いてください。独自の視点や提供する解決策に言及してください。
メタディスクリプション(概要)は、読者がクリックを決定する上で重要な役割を果たします。魅力的かつ情報を簡潔に伝えなければいけません。
ちょっとめんどくさいメタディスクリプションも、本文作成のついでにChatGPTに書いてもらえば時短できます!
ChatGPTよくある質問
- QChatGPTはどのような種類の文章を作成できますか?
- Q返事が英語でした。どうしたらいいですか?
- Q文章が途切れた。どうしたらいいですか?
- QChatGPTの利用にお金はかかりますか?
- QChatGPTで書いた記事はSEO対策に使えますか?
まとめ
ChatGPTに狙った通りの文章を作成してもらうには「どれだけ細かい指示を与えられるか」にかかっています。今回紹介した指示文を知っていれば、より効果的に文章を生成できるようになるでしょう。
ChatGPTに書かせた文章を記事に活用したい場合は、メリット・デメリットを把握してからのほうがいいですよ!