SEO対策の重要性を理解しつつも「キーワード選定や競合分析、カニバリ対策が難しい」と感じていませんか?そんな時は無料で手軽に利用できるツール「ruri-co(るりこ)」がおすすめです。
今回はruri-coの使い方を画像付きでわかりやすく解説していきます。SEO対策をもっと効果的に行いたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
ruri-co(るりこ)とは?
ruri-co(るりこ)は、SEO対策向けの無料調査ツールです。サイトにアクセスするだけで、面倒な登録やログインなしに使えます。3つの特徴を紹介します。
簡単にキーワード分析できる
ruri-coはキーワードを入力するだけで、サジェストキーワードや月間検索ボリューム・類似率などの情報が得られます。
「SEOツールって難しそう…」と感じている初心者の方でも、簡単に競合調査やキーワード選定が行えるはずです。
会員登録やダウンロードは不要
ruri-coはWebサイトを開くだけで誰でもすぐに利用開始できます。メールアドレスを登録する必要も、毎回ログインする手間もありません。ブラウザツールなのでダウンロードも不要です。
気になった方はぜひ触ってみてください。
回数制限なし、完全無料
分析したいキーワードがたくさんあっても大丈夫!ruri-coでは回数制限がないため、必要なだけ分析を繰り返せます。ちなみに完全無料なので安心してくださいね。
無料SEOツールのほとんどが回数や機能に制限が設定されていることを考えると、本当にありがたいです。
ruri-coの基本的な使い方
ruri-coの使い方はとてもシンプル。サイトにアクセスし、分析したいキーワードを入力するだけです!
初めての方でも直感的に分かるかとは思いますが、画像付きで手順を説明しますね。
- 公式サイトにアクセス
ruri-coにアクセスします。ブラウザツールのため、使い始めるのにダウンロードは必要ありません。会員登録・ログインも不要です。
- キーワードを入力
分析したいキーワード(1〜3個)を入力して、「調査」をクリックします。
例:キーワード ツール
- 利用規約に同意
利用規約の確認ポップが表示されます。 ruri-co 利用規約をしっかりと読み、同意(「OK」をクリック)してください。
「今後このメッセージを表示しない」をチェックすると、次回からは表示されなくなります。
- 結果が表示される
数秒で分析結果が表示されます。
- キーワード(サジェストキーワード)
- 検索ボリューム(月間検索回数)
- 類似率(サブキーワードが異なっても同じサイトが上位に来るか) など
エクセルでダウンロードも可能です。「あとでじっくり分析したい方」「自社内で共有したい方」はダウンロードしておきましょう。
ruri-coを使いこなす!活用方法
ここからはruri-coを活用するための具体的な方法を紹介します。お宝キーワードの発見からカニバリ対策・競合サイト分析まで、ruri-coを使ってSEO対策を効率化しましょう。
検索ボリュームを見る方法
検索ボリュームを確認するには、下にスクロールします。
左側のキーワードに対して、1か月あたりどのくらい検索されるかという予測が表示されています。例えば「キーワード ツール」なら1,300です。
検索ボリュームが多ければその分多くのアクセスが見込めますが、ライバルも狙っています。正直言って、10,000以上のキーワード(ビッグワード)で記事を書いても、なかなか上位に食い込めません。特にサイトを開設したばかりではほぼ不可能と思ってください。
まずは100〜1,000程度のキーワード(スモールワード)で着実に上位を狙い、徐々に1,000〜10,000(ミドルワード)に取り組む、といった流れがおすすめです。
競合サイトの強さを調べる方法
コンテンツの品質を高めても、ライバルが強すぎると上位表示は難しいのが現状です。競合ページが大手サイトばかりなら、そのキーワードは優先順位を下げたほうがいいかもしれません。
「検索結果」から、競合サイトの強さを測ってみましょう。
- 「検索結果」をクリック
「検索結果」タブをクリックします。
- 10位以内のサイトが表示される
調査したキーワードで10位以内のサイトが一覧表示されます。
- 獲得KWD数を確認する
獲得KWD数(獲得キーワード数)とはサイトへの流入キーワードで、100位内を獲得した数です。この数が多ければWebマーケティングに力を入れており、強力なライバルであると分かります。
カニバリ対策として使う方法
似たようなキーワードで複数のページを作ってしまうと、自社サイトなのにそれぞれが順位を争ってしまいます。いわゆる「カニバリ(カニバリゼーション)」です。ruri-coを使えば、カニバリにならないように戦略を立てられます。
ruri-coの「類似率」は、入力したキーワードで10位以内のページが、他のキーワードでもランクインしているか?を示しています。10位以内(検索結果1ページ以内)に表示されているなら〇がつきます。
例えば調査キーワード「キーワード ツール」に対して「キーワード検索 ツール」でも1位から10位のページすべてが〇です。検索結果がほぼ同じ(=類似率100%)である、という意味です。
つまり、「キーワード ツール」と「キーワード検索 ツール」で別々の記事を書いても、内容がほぼカブり、カニバリを引き起こす可能性が高いのです。
逆に言えば、類似率の高い単語を1記事にまとめるとカニバリを避けられる上に網羅性が高まります。ユーザーの満足度が上がり、ランキング向上につながります。
少し分かりにくいので、より詳しい見方を説明しますね。
- 検索結果の類似率をクリック
「検索結果の類似率」タブをクリックします。 ※「調査」をクリックして表示される最初のページです。
- 類似率の高い単語をチェックする
類似率の高い順から候補キーワードが並んでいます。下にスクロールしていきましょう。目安としては45%までの単語は1つの記事にまとめたほうが良さそうです。
- (任意)データをダウンロード
「Excel DL」ボタンをクリックして、データを加工すると便利です。
例えば「検索結果の類似率|類似率」タブをクリック→フィルタで類似率「45%」以上に絞り込み→該当キーワードの表示(コピペ)といった感じですね。
タイトルに含めたい単語を探す方法
「タイトルへのKW使用状況」から、他の記事が「どのような単語をタイトルに使っているか?」を瞬時に確認できます。
上位記事で使われている単語を、自社の記事タイトルに取り入れましょう。
- 「タイトルへのKW使用状況」をクリック
「タイトルへのKW使用状況」タブをクリックします。
- 関連キーワードを確認する
「キーワード使用状況」タブには、上位記事のタイトルに使われているサジェストキーワード・関連キーワードが一覧表示されます。
使用率の高い順から並んでいます。できれば45%以上のキーワードは含みたいですね。
- 単語ごとに確認する
「単語の使用状況」タブをクリックすると、サジェストキーワード・関連キーワードが単語に分割されます。
記事の方向性と合いそうな単語は積極的に取り入れましょう。
まとめ
今回は無料SEOツール「ruri-co」の使い方を紹介しました。これ1つで、キーワード選定から競合分析・カニバリ対策まで対応可能です。
操作は簡単なので、SEOツールに不慣れな方でも気軽に始められるはずです。この記事を参考に、SEO対策を強化しましょう!
ruri-co以外にも無料ツールはたくさんあります。おすすめキーワード抽出ツールをピックアップしたので、あわせてチェックしてみてください。