記事を読んで欲しくて、タイトルに煽りや誇大表現を入れていませんか?
「タイトルに騙された!」と感じたユーザーは、あなたのホームページをブロックするかもしれません。
せっかく訪問してくれた人をリピーターに変えることなく、一時的なPV増加で終わってしまいます。
そこで今回は読者と信頼関係を築くために、避けたほうがいい記事タイトルと言い換え例を紹介します。
景品表示法違反かも?「No.1」系
「No.1」や「最強」は訴求力が高い言葉ですが、だからこそ安易に使ってはいけません。
- No.1
- 最強
- 最短
- ベスト
- トップ
- 日本一
- 世界一
- 最高
- 最新
- ピカイチ
- ダントツ
- 第一号
- 唯一
このような最大級表現は「No.1表示」と呼ばれます。
根拠がないのに「No.1表示」を使っている場合、景品表示法違反にあたります。
有名メディアがよく使っていますが、真似しないでくださいね。
「No.1」の言い換え例
「No.1表示」を使わなくても人気を表現できます。
コツは他と比べないことです。
- 導入実績〇〇件
- 〇〇お墨付き
- 「〇〇」と喜びの声
- 追加販売決定
- 前回より◯%UP!
- 〇〇に強い味方
根拠ある?「完璧」系
「No.1」と同じく、根拠がないのに「完璧」や「大全」を使うのは避けたほうがいいです。
初心者の興味は引けますが、中〜上級者には「テキトーなこと言ってんな」と思われておしまいです。
記事が信頼できないなら、回遊もリピートもしないでしょう。
- 完璧
- パーフェクト
- 完全
- 大全
- 究極
- 絶対
- 神
- コンプリート
- 永久保存版
- 永遠に使える
- (必要な)すべて
「完璧」の言い換え例
「完璧」とザックリ褒めるのではなく、何を強みにしているかを明確にしましょう。
- 即戦力
- 職人が作る〇〇
- すぐに使える〇〇
- 自慢できる
- 〇〇好きにはたまらない
不安を煽る「オワコン」系
読んだ人の不安を煽る、「オワコン」などキツイ言葉。
- オワコン
- まだ〇〇してるの?
- 時代遅れ、流行遅れ
- ダサい
- 負け組
- 知らないとヤバい
- このままでは一生〇〇できない
不安を大きくさせて、「こっちの商品(サービス)のほうがいいですよ」と誘導する記事によく使われます。
悪徳商法では定番ですね。
ちなみに不安を過度に大きくさせてから商品・サービスを買わせても、消費者契約法にもとづき無効になります。
もしホームページで不安を強く煽る表現を使っているなら、すぐに直しましょう。
「オワコン」の言い換え例
「オワコン(終わり)」ではなく、もっとやんわりした表現に変えましょう。
「新しい何か」に目を向けた表現にするといいですね。
- 〇〇という新しい法則
- 2022年版
- 新感覚
- 諦めないで!
- 正しい〇〇知ってる?
- もう試しましたか?
- 本当は教えたくない
- 初公開
主語が大きい「みんなやってる」系
「みんなやってる」といった主語が大きいタイトルは、バンドワゴン効果やハーディング現象を狙っているんでしょうね。
「みんな使ってるのなら、良いに違いない」という心理現象です。
でも、調べてない・調べられない数字を使うのは、ただの嘘じゃないですか?
- みんなやってる
- 稼いでいる〇〇は必ずやっている
- 9割が知らない
- 99%の人がしてない
- 世間一般では
- 男性の大半が
「みんなやってる」の言い換え例
意見を言いたいなら、「私」「僕」など特定の個人を主語にしたほうが安全です。
- プロが教える
- みんなに伝えたい
- 〇〇におまかせ!
- ここが好き
- 私の定番
- 〇〇に聞きました
まとめ
今回は信頼関係を築くために、避けたほうがいい記事タイトルを紹介しました。
景品表示法違反かも?「No.1」系
根拠ある?「完璧」系
不安を煽る「オワコン」系
主語が大きい「みんなやってる」系
「記事タイトルに騙された!」とガッカリしたユーザーはどうするでしょうか?
ホームページをブロックして二度と来なければ、あなたはリピーター候補を1人逃したことになります。
長期的な信頼関係を築くため、記事タイトルの言葉には気をつけましょう。