2024年3月24日から3月30日からまでの間で、サイト運営に関わる話題になったニュースを紹介します。最新情報をチェックして、サイト運営に活用してくださいね!

リンキープス ライター兼コンサル
これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。
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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
GA4「コンバージョン」が「キーイベント」という名称へ変更
Google アナリティクス4 (GA4) で使われている用語「コンバージョン」が「キーイベント」という名称に変更されます。この変更は、GA4とGoogle広告間でのコンバージョン測定方法の違いと不一致を解消するためです。
「キーイベント」はビジネスの成功にとって重要な行動を測定するイベントを指します。キーイベントの行動データを利用して、ウェブサイトやアプリ全体のユーザー体験を向上させることができます。一方、「コンバージョン」は、広告キャンペーンのパフォーマンスを測定し、入札戦略を最適化するために使用したい重要な行動を指すようになりました。
現在、ユーザー側では何も対処する必要はありませんが、用語の定義は把握しておいたほうがよいでしょう。
39,000以上のWordPressサイトがマルウェア「Sign1」の被害に
「Sign1」と名付けられたマルウェアは、悪意のあるJavaScriptインジェクションを使ってユーザーを詐欺サイトにリダイレクトさせ、過去6ヶ月で39,000以上のWordPressサイトを侵害したとのこと。Sucuriによると、過去2カ月間だけでも2,500以上のサイトが感染したと推定されています。
WordPressは使いやすく、大変人気の高いCMSですが、その分狙われやすいというデメリットがあります。サイト運営者は、不要なプラグインは削除する(むやみにインストールしない)、最新バージョンにアップデートする、などセキュリティを意識する必要があります。
東京都、不当な広告2社に景品表示法に基づく措置命令
東京都が、機能性表示食品を扱う通販事業者2社に対して、不適切なアフィリエイト広告での誇大広告により景品表示法違反で措置命令を出しました。
- 株式会社ヘルスアップ
- 株式会社ニコリオ
両社は「食事制限や運動なしで短期間で痩せられる」と不当に表示していました。
事業者は商品・サービスを広告する際(記事を含む)、誇大表現は避けなければいけません。広告代理店やアフィリエイターの広告物もチェックする必要があります。
法律を遵守しながら運営していくために、以下の記事をあわせてご覧ください。
電通、消費行動に関わる「11の欲望」を発表
電通は、人間の消費行動に影響を与える「11の欲望」2024年版を発表しました。コロナ禍前後で消費者心理に変化が見られます。
例えば「さみしい人だと思われたくない」から「わたしの役割でつながる」へと変わった欲望もあります。つまり、コロナで必然的に距離が離れている中で、「一人でいても恥ずかしくない」「一人の時間も大切」といった価値観が強まったのです。
この調査結果は、記事制作において、消費者の心理を深く理解し、対応する戦略を立てるのに役立つでしょう。
博報堂、7,000種類の生活者をAIで生成
博報堂は、生成AIを利用して7,000タイプのバーチャル生活者を生成するサービスプロトタイプを開発しました。
独自の大規模生活者調査データベース「HABIT」を活用し、AIを用いることで、価値観やバイアスに影響されずに多様な意見やニーズを収集できるように設計されています。マーケティング、商品開発、組織づくりなど、幅広い領域での活用が期待されています。
今後、このようなAI技術を活用した、お客様の深層ニーズを掘り下げた商品開発やマーケティング戦略の策定は普及していくでしょう。ぜひ自社にも活用できないか、参考にしてみてください。
テキストから解説動画を生成する「NoLang」リリース
「NoLang」は、プロンプト(指示文)から即座に解説動画を生成するサービスです。Googleアカウントでログインすると、生成した動画を後から見返したりダウンロードも可能。Chrome拡張機能も提供されており、Webページの要約動画の作成も可能です。
概要動画を載せる記事が増えていますが、動画編集は手間や費用が掛かります。こういったサービスを活用して、記事の品質をあげていくのは良い方法かもしれません。