同じ単語や表現に頼りがちで、自分の文章が幼稚に感じられることはありませんか?
この記事では、語彙力を伸ばしたい方におすすめの本を紹介します。より表現豊かな文章を書くために、ぜひ読んでみてくださいね。
とっつきやすい順番で紹介していくので、迷ったら『絵でわかる「語源」』から読んでみてください。着実にボキャブラリーが増えていくはずです!
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まずは復習から『絵でわかる「語源」』
『絵でわかる「語源」』は、楽しいイラストを交えながら、単語の意味・語源・使い方を分かりやすく解説しています。子供向けですが、大人が読んでも楽しめる内容になっています。
- 基礎から言葉を学び直したい方
- 文字よりもイラストで楽しく学びたい方
- 勉強感覚ではなく、遊びながら語彙を増やしたい方
例えば「思う壺」の語源は賭け事の「壺皿(さいころを入れて振る壺)」から来ているって知っていましたか?こんな風に日常で使う言葉の歴史や文化を学べるのが魅力です。
大人が読んでも「へぇー」と思えるような新しい発見が満載。自然と使いこなせる言葉が増えていきますよ。
ウンチクで語彙力を強化『「漢字」なるほど雑学事典』
『「漢字」なるほど雑学事典』は漢字の由来やウンチクを手軽に学べる一冊です。1テーマ1ページのコンパクトな構成で、気軽にページをめくるだけで多くの知識が身につきます。
- 四字熟語や故事成語に興味がある方
- 言葉の背景や歴史を知りたい方
- 難しい本は苦手だが、知識を深めたい方
例えば「十八番」。
「十八番」を「おはこ」と読んで一番の意味になるのはなぜ? 腕に覚えのある芸のことを、「十八番」といい、これを「おはこ」と読む。使い方は、たとえばカラオケで自分がいちばん得意な曲を歌うときに「オハコの曲を歌う」といったりする。
日本博学倶楽部著. なんでこう書くの? なんでこう読むの? 「漢字」なるほど雑学事典 書き方・読み方・語源のフシギ. PHP研究所
なぜなのか説明できない方、ぜひ読んでみてください!漢字一つ一つに込められた意味や由来を知ることで、言葉の選び方が変わるはずです。
クイズ形式で学ぶ『常識として知っておきたい 正しい日本語の練習』
この本の著者は朝日新聞の校閲者。正しい日本語をクイズ形式で楽しく学べます。見開き1ページに1問なので、サクサク読み進められるはず。
- 日本語の正しい使い方を身につけたい方
- 自分の日本語に自信がない方
- クイズを解きながら学ぶのが好きな方
私はライターですが、「ん?どっちだ?」と迷ってしまう問題がたっぷり。例えばこちら。
〇九五 身につまされた? つままれた? 人づてに彼の苦境を聞いて、身につまされた。 人づてに彼の苦境を聞いて、身につままれた。
朝日新聞校閲センター , 前田安正. 常識として知っておきたい 正しい日本語の練習. PHP研究所
正解は…本を読んで確認してください。誤用が多い言葉や間違えやすい表現を正しく理解でき、自信を持って文章を書けるようになるでしょう。
ビジネスパーソン必見!『大人の語彙力大全』
『大人の語彙力大全』は、ビジネスシーンで使う重要な言葉や表現を集めています。意味や使い方が分かりやすく解説されており、コラム記事やメール・プレゼンテーションでの表現を磨きたい方にぴったり。
- ビジネスシーンで使う言葉を増やしたい方
- カタカナ語やビジネス用語の正しい使い方を学びたい方
- 分かりやすい解説で効率的に学びたい方
例えばサイト運営でよく使われる「コンバージョン」。意味を説明できますか?
コンバージョン( conversion)【意味 |変換。改宗。転向。】 ビジネスでは顧客転換という意味。 WEBサイトの閲覧者が、商品を購入したり資料請求したり、そのサイトが目的(ゴール)としているアクションを取ること。「このサイトのコンバージョンポイントは、商品の購入だ」
齋藤 孝. 大人の語彙力大全. KADOKAWA
著者は『声に出して読みたい日本語』で有名な教育学者、齋藤孝さん。読みやすい文章で、短時間でも効率的に学習が進められるでしょう。
その言葉、誤りかも?『辞書には載らなかった 不採用語辞典』
『辞書には載らなかった 不採用語辞典』は言葉の使い方に不安がある方や、普通のお勉強にマンネリを感じている方におすすめの一冊です。誤用や間違いやすい言葉の正しい使い方、言葉の成り立ちや言い換え方をわかりやすく解説しています。
- 文章の表現力を高めたい方
- 間違いやすい言葉の正しい使い方を知りたい方
- 独自の視点から日本語に触れたい方
例えば「どこはかとなく」という単語、聞いたことがある、読んだことがあるという人もいるはず。でも、「どことなく」と「そこはかとなく」を混同したものであり、実は辞書には載っていません。
「何気なく使っている言葉が、実は誤りだった(本当はこんな表現)!」という見直しができる本ですよ。
気持ちがもっと伝わる『感情類語辞典』
小説家向けの本なのですが、文章だけで読者を動かしたい時に参考になる一冊です。一つの感情に対して、外的シグナル、内的な感覚、精神的な反応、類語などを多角的に解説しています。
- 同じ言葉を繰り返し使ってしまう方
- 読者の感情に訴えかける文章を書きたい方
- より表現豊かな文章を目指す方
例えば文章で「あやふや」を表現したいとします。
【あやふや】迷いがある状態。ある行動に対して、全力を注ぐことができない状態
アンジェラ・アッカーマン , ベッカ・パグリッシ他. 感情類語辞典[増補改訂版]. フィルムアート社
外的なシグナルとして「不思議そうな表現」「うつむく」「気落ちした表情」「顎もしくは首の後ろを擦る」などが紹介されています。つまりこういう表現を選べば、「あやふやである」ことを読者に伝えられるんだ、と分かります。
感情を表すボキャブラリーを増やして、読者の感情を揺さぶってください。
読者を動かしたいなら『売れるコピーライティング単語帖』
『売れるコピーライティング単語帳』は記事やLP・広告の制作担当者にぜひ読んで欲しい本です。シーン別に効果的な単語の選び方と使い方を学べます。
- 効果的なコピーライティングを学びたい方
- 読者にアクションを促したいマーケターやライター
- 読み手に響く表現を探している方
例えば「読み手を特定し呼びかける」セクションでは、「いつか○○したい方へ」「どうしたらいいか分からない方へ」などの表現と解説、応用表現が載っています。
読者の注意を引き、行動を促す言葉を選べるようになり、コンバージョンにつながります。
まとめ
今回は語彙力を鍛えるおすすめの本を紹介しました。
あなたの語彙力は着実に向上し、より洗練された文章を書けるようになるはずです。自信を持って自分の思いを表現してください。