トレンドキーワードは一時的なブームではありますが、その瞬間的な人気でサイトやホームページへのアクセスを劇的に増やす力を持っています。でも、「今のトレンドキーワードって何?」とリサーチしているうちに時は流れ、トレンドに乗り遅れてしまうかもしれません。
そこで今回は、迅速かつ効率的にトレンドキーワードを知る方法を紹介します。最新のトレンドをすばやくキャッチし、タイムリーな記事を書くために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。
- 迷ったらこれ!「Googleトレンド」
- SNSでの話題をサクッと確認「Yahoo!リアルタイム検索」
- バズったツイートを見つける「X(旧Twitter)トレンド」
- 3つのプラットフォームをまとめてチェック「cotoha.com」
- 過去のバズった投稿を調べられる「トレンドカレンダー」
- 世間の反応をまとめてチェック「togetter(トゥギャッター)」
- 過去のトレンドを調べる「Year in Search: 検索で振り返る」
- テレビで紹介された、あの商品なに?「TVでた蔵」
- テレビ番組をリアルタイムで追いかける「価格.com(テレビ紹介情報)」
- 将来のトレンドを予測する「未来年表: 西暦検索」
- 新商品を見逃さない「PR TIMES」
- 1時間前の沸騰ワードを知る「goo検索(ウェブ)」
- まとめ
迷ったらこれ!「Googleトレンド」
トレンドキーワードを探す方法として定番なのはGoogleトレンドです。トレンドキーワード用のツール・サービスを選ぶのに困ったら、Googleトレンドを選べばOK!
Googleトレンドの「急上昇タブ」は、今何が話題になっているのかを素早く知るのに便利です。「毎日の検索トレンド」と「リアルタイムの検索トレンド」の2種類があります。
- 「毎日の検索トレンド」は急上昇しているキーワードを知りたい時
- 「リアルタイムの検索トレンド」は話題になっているコンテンツを把握したい時
それぞれ見ていきましょう。
毎日の検索トレンド
「毎日の検索トレンド」では、過去24時間の間に検索量が急増したキーワードが表示されます。
1時間ごとに更新され、どのキーワードがどれだけ検索されたかの数もわかります。例えば、ある有名人のニュースが出た時など、その日一番の話題をピックアップしてくれるので、流行りの話題を追いたい時におすすめです。
リアルタイムの検索トレンド
「リアルタイムの検索トレンド」は、過去24時間でGoogle全体で話題になっているコンテンツをリアルタイムで更新してくれる機能です。
Googleのアルゴリズムによって選ばれた話題のトピックや、YouTubeの動画・Googleニュースの記事などが盛り込まれています。今、世間で何が話題かを瞬時に把握したい時に向いています。
SNSでの話題をサクッと確認「Yahoo!リアルタイム検索」
「Yahoo!リアルタイム検索」は、今、X(旧Twitter)ユーザーがどんな話題に注目しているのかを知るのに便利なツールです。セクションは「急上昇ワード」「トレンド」「人気ポスト」「テレビ」の4種類です。それぞれ見ていきましょう。
急上昇ワード
「急上昇ワード」ではトレンドランキングで特に注目を集めているワードがピックアップされます。リンクをクリックすると、そのキーワードで再検索して、さらに詳細を調べることができますよ。
トレンド
「トレンド」ではX(旧Twitter)上で話題になっているキーワードが一目でわかります。キーワードをクリックすると、そのキーワードに関連するポストが一覧で表示されます。「どんな話題が盛り上がっているのか」「ユーザーの生の感情」がすぐに理解できます。
人気ポスト
少し下にスクロールすると「人気ポスト」が表示されます。X(旧Twitter)上で人気の高い投稿が確認できます。いいね数やRTも表示されていて、流行の最先端を追いかけるのに役立つでしょう。
テレビ
画面右「テレビ」では、テレビ番組に関するX(旧Twitter)の投稿データを基に、放送中の番組とその盛り上がり度を表示します。番組名を押すと、その番組に関するポストがリアルタイムで見られるので、どの番組が今熱いかが一目瞭然です。
バズったツイートを見つける「X(旧Twitter)トレンド」
X(旧Twitter)のトレンド機能はX(旧Twitter)で今まさに話題になっているトピックを探すのにぴったり。
PCでは、画面の右側にある「いまどうしてる?」→「さらに表示」をクリックすると、おすすめのトレンドが一覧で表示されます。
モバイルサイトやアプリ(iPhone / Android)では、ナビゲーションメニューアイコンをクリック→検索窓下の「トレンド」を選択します。
初期設定では、フォローしているアカウントや興味・関心、位置情報をもとにカスタマイズされています。
特定の地域のトレンドを見たい場合は、設定(歯車)マークをクリック→「この場所のコンテンツを表示」をクリック→地名を入力(東京など)すればOKです。
X(旧Twitter)でトレンドを見るにはログインしなければいけないので少し面倒!使う頻度が少ない人は別の方法をおすすめします。
3つのプラットフォームをまとめてチェック「cotoha.com」
cotoha.comの大きな特徴は、3つのプラットフォームのトレンド情報を一箇所でチェックできる点です。
- Googleトレンドの急上昇ワード
- X(旧Twitter)のトレンドワード
- Yahoo!の急上昇ワード
トレンドに素早く反応するための効率的な情報源となるので、WEB担当者やマーケティング関係者はお気に入り登録しておくといいでしょう。
また、サイト上の検索窓に任意のキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する「Googleトレンド」や「ニュース」、さらには「関連する話題の記事」を確認できます。キーワードがどのように流行しているか、または関連する最新情報を素早く掴むことができるんです。
過去のバズった投稿を調べられる「トレンドカレンダー」
「トレンドカレンダー」は、X(旧Twitter)のトレンドワードやGoogleトレンドを日にち単位で遡って確認できるツールです。数年分のトレンドデータが蓄積されていて、日付を選択すると、その日に何が話題になっていたのかを調べられるのです。
例として、2024年1月1日を選んでみました。
元旦なので、「新年早々」や「謹賀新年」「初日の出」といった新年に関連するキーワードがよく使われていますね。このように「特定の期間に、どのようなワードが話題だったのか」を分析したいならおすすめです。
世間の反応をまとめてチェック「togetter(トゥギャッター)」
「togetter(トゥギャッター)」は、X(旧Twitter)のツイートを自由にまとめることができるサービスです。ユーザーの反応や感情、イベントやニュースの流れを追うのに向いていますよ。
togetterには「リアルタイムランキング」と「24時間ランキング」という2つの便利な機能があります。現在特に注目されている話題や、過去24時間で人気だったまとめをサクッと確認できます。
さらに、アーカイブ機能を使えば、過去のまとめも調べられます。月別や日別での検索も可能なので、特定の時期にどんな話題が盛り上がっていたかを振り返るのにも便利です。
過去のトレンドを調べる「Year in Search: 検索で振り返る」
「Year in Search: 検索で振り返る」では、前年に比べてトラフィック(検索)数が急増した検索キーワードがランキング形式で表示されています。その年に特に注目を集めたトピックやイベント、人物などが一目でわかるようになっています。
例えば2023年(エリア:日本)、急上昇ワードを見てみましょう。スポーツ選手には山川 穂高さん、ダルビッシュ 有さん、ヌートバーさんがランクインしています。
「Year in Search」は、過去のトレンドを振り返りたい時や、特定の年に何が話題になっていたのかを調べたい時におすすめです。
テレビで紹介された、あの商品なに?「TVでた蔵」
ネット動画が人気とはいえ、地上波テレビの威力もいまだ衰えません。テレビで紹介されて、爆発的に検索ボリュームが増えることもまだまだ多いのです。
「TVでた蔵」は、テレビ番組表や放送内容を検索できるサービスです。最新の番組から過去の番組まで、簡単に目的の放送内容を見つけ出せます。
「露出急上昇キーワード」機能を使えば、最近注目されているトピックやキーワードに関連する番組を簡単にチェック可能。ページにアクセスした状態では表示されていないので、少し下にスクロールしてくださいね。
また、放送日時から番組表を選んで、特定の日に放送された番組を確認する方法もあります。
- 放送日時
- 番組表
- ジャンル
- 今日ネタ(ニュース)
テレビ番組をリアルタイムで追いかける「価格.com(テレビ紹介情報)」
「価格.com」の「テレビ紹介情報」は、テレビ番組で紹介されたお店や商品の情報を集めたサービスです。テレビで取り上げられた話題のアイテムやお店がリアルタイムに更新されています。
トップページでは、最近放送された番組の情報が掲載されています。番組名やテーマをクリックすると、その番組の詳細な内容が表示されます。
- 紹介された商品、地名
- 関連URL
- 地図
興味を持った商品やスポットについてさらに詳しく調べるのもスムーズですね。
テレビで紹介される情報は、現在話題となっているものや、これから話題になりそうな情報が多く含まれています。放送後に検索数が急増する傾向にあるため、うまく波に乗りたいですね。
将来のトレンドを予測する「未来年表: 西暦検索」
生活総研の「未来年表: 西暦検索」は、来年や再来年に話題になりそうな情報を事前にチェックできるユニークなツールです。このサイトでは、様々な分野にわたる将来の出来事や変化を予測し、年表形式で表示しています。
例えば「通信」というカテゴリーを選ぶと「国内の通信大手が、インターネットのADSLサービスを終える(3月末)」といった具体的なイベントが確認できます。イベントをクリックすると、出典や資料・発表日などの詳細情報も見られるため、さらに深くリサーチしたい時にも便利です。
将来のトレンドや変化を知るための一つの手段として、有効に活用してください。
新商品を見逃さない「PR TIMES」
「PR TIME」は、プレスリリースやニュースリリースを配信する日本最大級のサービスです。多くの企業や団体が新商品や新サービス・イベント・調査結果などの最新情報を発信するために利用しています。
PR TIMESトップページにはランキングが表示されているため、トレンドを手早くキャッチできます。
- 旬速(2時間以内に配信されたプレ巣リリースのアクセス数ランキング)
- 今話題
- 今日のランキング
- SNSで話題
- 今週のランキング
- 今月のランキング
ビジネス情報を収集したい方は、定期的にチェックしましょう。
1時間前の沸騰ワードを知る「goo検索(ウェブ)」
「goo検索」の「急上昇キーワード」機能は、現在(今)・1時間前・2時間前・3時間前の各時点で急上昇しているキーワードを一覧でチェック可能です。
- 現在(今)
- 1時間前
- 2時間前
- 3時間前
16位までのキーワードが表示されるため、何が話題になっているのかをリアルタイムで把握できるのです。気になったキーワードをクリックすると検索に進みます。
社会動向や流行をキャッチアップ→詳しい情報をリサーチがとてもスムーズですよ。
まとめ
今回は、トレンドキーワードを見つけるためのさまざまな方法をご紹介しました。トレンドキーワードは持続性は短いかもしれませんが、サイトやホームページへのアクセスを短期間で増やす効果があります。
ツールを活用して最新の話題をキャッチし、読者の関心を引くコンテンツを作成してみてくださいね。
「昨日・今日で、いきなり流行りだしたキーワードで記事を書くのは大変…」そんな方は、記念日や祝日をテーマにするのがおすすめですよ!こちらは予測できるトレンドなので、時間をかけてコンテンツ作りできます。