ブログ公開後に編集したい場合、文章を書き直していませんか？いわゆる「リライト」は、テーマはそのままで、構成や表現を変えることもありますよね。
ただし、情報をアップデートしたい時には、文章を書き換えるともしかしたらトラブルが起こるかもしれません。この記事では、記事の正しい追記方法について解説します。
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正しい追記をしないとトラブルが起こるかも
「過去の文章は消せばいいじゃない」「ブログはその手軽さがメリット」と思っている人もいるかもしれません。しかし、追記ではなく書き換えてしまうと、トラブルが発生する可能性があります。
具体的にどんなことが起こり得るのか、確認してみましょう。
- 以前の情報が消えてしまう
- 引用・参照が無効になる
- 信頼性が低下する
以前の情報が消えてしまう
記事全文の書き換え（上書き）は、以前の情報が失わてしまいます。過去の重要な情報や背景が欠落すると、読者が記事の全体的な脈絡を理解するのが難しくなってしまうでしょう。
読者の理解度を高めるためにも、必要に応じて情報を追加し、過去の情報やコンテキストも尊重しましょう。
引用・参照が無効になる
部分的に記事を書き換えると、情報源からの裏付け（関連性）がなくなってしまう恐れがあります。読者は記事の根拠や信頼性に疑問を抱いてしまうかもしれません。
新たな情報を追加する際には、引用や参照も適切に更新し、記事と他の情報源の整合性を保つようにしましょう。
信頼性が低下する
信頼性は読者との関係を支える重要な要素であり、過度な変更は記事の信頼性を低下させる可能性があります。
読者は確かな情報を求めるために記事を訪れます。例えば、過去には誤っていた情報を載せていたのに、しれっと書き直していたらどうでしょう。
「正確な情報を把握できていないのではないか」「都合が悪いからなかったことにしたのか」と、記事への信頼が揺らぐかもしれませんよね。
追記の正しい書き方
情報をアップデートしたいなら、「追記」だと分かるように文章を追加するようにしましょう。ここから正しい追記方法を紹介します。
- 消すのではなく書き加える
- 追記した日付を伝える
- 追記部分をハイライトする
- 追記の理由も伝える
消すのではなく書き加える
記事を更新する際、大切なのは情報の透明性と信頼性です。情報を変更したくても、古い情報を消すのではなく、新たな情報を追加して表示するようにします。
「加筆」「補記」「補足」「注釈」と言えば分かりやすいでしょうか。
過去の情報と新しい情報どちらも掲載されていれば、読者も時間の流れをしっかり理解できます。
追記した日付を伝える
書き加えた日付を記事内で明示し、読者に最新情報がいつ追加されたかを伝えましょう。
- 追記・修正して◯年◯月◯日に再度公開しました。
- 【最新情報】◯年◯月◯日
- 追記：◯年◯月◯日時点、まだ確認できません。
透明性を保ちつつ最新情報を提供することで、読者との信頼関係を築けます。
追記部分をハイライトする
読者が新たな情報を見逃すことなく確認できるよう、文字装飾を行いましょう。
- 太字
- 色付け
- 枠線
変更部分が視覚的に目立ち、読者は追加された情報に注目できます。ただし、過剰な装飾は読みにくくなってしまうので、くどくなりすぎないよう心掛けましょう。
追記の理由も伝える
追記がなされる理由は「新たな情報の発見」や「以前の情報の訂正」などさまざまですよね。記事に追記する際は、読者に対して理由（背景）を説明しましょう。
なぜ追記が行われたのかを明確に伝えることで、読者は変更の意図や目的を理解しやすくなります。
情報の信頼性を高めるために、新しいソース（参考文献・関連記事へのリンク）を貼るのもおすすめです。
まとめ
記事を公開した後の編集は慎重に行うべきです。過去の文章を書き換えるだけでは、予期せぬトラブルを引き起こす可能性があります。
情報をアップデートしたい場合は、追記だと分かるように記載しましょう。この記事を通じて正しい方法を身につけて、読者との信頼関係を築くために活用してくださいね。
