「記事に何を書けばいい?」と悩んで手が止まり、何ヶ月もホームページを更新しなかった…。
そうなると反応も少なく、売上も増えず、「もういいか」とホームページを放置したくなるんですよね。
せっかくサイトを作ったのに、放置はもったいないですね。
結論を言えば、「お客さんが困っていること」ならなんでも書いてOKです。
そこで今回はお客さんとのやり取りから記事ネタを探す方法を紹介します。
記事ネタを探す3つの方法
お客さんと接していると「困っていること」が分かりますよね。
その返事となる内容を記事にすると、多くの人の役に立つ=アクセス数が見込めます。
具体的にどんな内容を書けばいいのか解説します。
方法1.購入前お問い合わせの返事を書く
サービス購入前に質問をするお客さんは「買うべきかどうか」迷っています。
- 自分にもできるのか?
- 手順は難しくないか?
- 本当に結果は出るのか?
- メリット・デメリットは?
- この商品を買うと、どうなるのか?
- お金がムダにならないか?
お金を払うのですから慎重になりますよね。
特に無形商品(サービス)は商品を見たり触ったりできないので、不安が大きいです。
購入前お問い合わせへの回答として、このような内容を書きましょう。
- 実績、事例
- インタビュー
- 詳しい写真、動画
- 具体的な購入方法
- 送料、手数料
- 配送方法、到着予定日
- 返金・返品保証
- 社長の理念
記事の説得力・信頼性を高めれば、購入を後押しできるでしょう。
方法2.質問・疑問への回答を書く
商品・サービスを提供していると、お客さんから質問が来ますよね。
例えば私の場合、ホームページ運営について聞かれます。
- oogle アナリティクスとサーチコンソールの違いってなんですか?
- サイトが検索結果に表示されないのですが
- 1記事書くのに何時間もかかる、どうしたらいい?
- 記事にタグを設定するとどうなるんですか?
お客さんと同じ内容で困っている見込み客はきっといます。
聞かれた疑問や発生したトラブルをもとに書くと、多くの人の役に立ちます。
お客さんからの質問は、お客さんを連れてくる記事に化けるのです。
方法3.不安解消のために体験談を書く
結果に結びつかないと、どうしても弱気になってしまいますよね。
例えばホームページは半年〜1年待たないと結果が出ないので、その期間は不安です。
- このままで大丈夫か?本当に結果が出るのか?
- やり方を変えようか考えてる…
- 効果を最大化するにはどうしたらいいのか?
- ただの理想論で、現実的ではないのでは?
不安を解消するには体験談(やってみた)記事がおすすめです。
「実際にこのような対策をし、このような結果が出ました。」と数字を交えて説明することでグッと説得力が増します。
理論だけの同業他社と差別化でき、信頼関係を構築できます。
キーワードプランナーは使っちゃダメ?
記事ネタを探すツールとして「キーワードプランナー」は有名ですが、個人事業主や中小企業にはあまりおすすめしません。
ここからはキーワードプランナーを使わないほうがいい理由を紹介します。
大企業と同じキーワードで戦うことになるかも
「なるべく競合が少なく、検索ボリュームの多いキーワード」を見つけることができれば、アクセスが増える!」
…確かにそうなのですが、みなさん同じことを考えているのですよね。
Googleキーワードプランナーは平均検索ボリュームや関連キーワードを調べられる便利なツールです。
だから大手企業もあのライバルも使っています。
他社と同じキーワードを選定して、時間やお金が限られている個人事業主・中小企業が勝てるでしょうか…?
残念ながら、同じことをしていては勝つのは難しいのではないでしょうか。
キーワードプランナーはコンテンツのネタ探しとして便利ですが、他社と同じキーワード・同じ内容となると、予算や知名度で勝負ということになってしまいます。
Googleは実体験を評価する
「キーワードプランナーで出てきたキーワードについて記事を書こう」こう考えるのはひとつの手ですが、そのキーワードについて知識やノウハウは持っていますか?
Googleがランキングを決める際、重視しているのが「E-E-A-T」です。
- Expertise(専門性)
- Experience(経験)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
「Experience(経験)」つまり、実際の体験をもとにした記事が評価されるのです。
ホームページで差をつけるには独自性(オリジナリティ)が欠かせないと言えます。
「ここでしか読めない」記事、「あなたにしか書けない」記事を目指しましょう。
成果につながらない読者を集める可能性がある
キーワードプランナーで見つけたキーワードに関して記事を書いたとします。
集客はできたが、成果(問い合わせや資料請求)につながらない…こんなケースもよく聞きます。
「見込み客が何を知りたいのか」を考えずにキーワードを選んでしまっているのです。
例えば「記事の書き方」という記事でアクセスが集まったとしても、提供するサービスが「WordPress開設」ならどうでしょうか。
「記事の書き方」は、すでにWordPressを解説している人が読むケースが多いでしょうから、いくら人を集めても受注にはつながりませんよね。
キーワードプランナーだけを見てキーワードを選ぶと、時間と労力を無駄にする可能性があるのです。
まとめ
今回はお客さんとのやり取りから記事ネタを探す方法を紹介しました。
- 購入前お問い合わせの返事を書く
- 質問・疑問への回答を書く
- 不安解消のために体験談を書く
お客さんとやり取りしていると、疑問・質問・不安が分かりますよね。
「お客さんが困っていること」をピックアップして書けばいいので、ネタに悩まなくてよくなります。
さらにお客さんの声をもとにしているので見込み客を満足させやすく、アクセスや売上も増加するはずです。