推しへの想いを「やばい!」「最高!」といった言葉だけで表現するのはもどかしいですよね。
『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』では、推しの素晴らしさを、もっと豊かな語彙で表現する方法を提案しています。
この本を最後まで読めば、SNSからブログ・友人との会話に至るまで、さまざまな場面で使える表現技術が身につくはずです。推しをより深く、そして正確に語るために、ぜひ読んでみてください。
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本の概要
この書籍は、好きな人やモノについて話す際に、感情を豊かに表現するために役立ちます。普段「尊い」「最高」といった言葉に頼りがちなあなたも、この本を読むことで、感情や考えをもっと細かく、かつ効果的に伝えられるようになるでしょう。
ブログ・SNS・友人との会話や音声配信で推しについて語ることを目的としていますが、ビジネスでも応用できるため、コラム記事を書く機会が多い人にも読んで欲しいです。
本のタイトル | 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない―自分の言葉でつくるオタク文章術 |
著者 | 三宅 香帆 |
ページ数 | 250ページ |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2023年6月23日 |
こんな人におすすめ
「推しについて、もっと上手く語りたい!」と考えているあなたにぴったりの一冊です。
- 「尊い」「最高」という言葉ばかり使ってしまい、他の表現が思い浮かばない
- ブログで推しを紹介したいけれど、どう書けばいいか分からない
- 推しの魅力を言語化し、他の人にも伝えたい(布教)
- 自分の気持ちをしっかり伝えたいのに、言葉にできない
- 書くことが苦手だが、自分の感情を素直に表現したい
- とりあえずライブの感想を書いてみたけど自信がない。公開に踏み切れない
この本の注目ポイント
「好き!」「かわいい!」といった熱い感情をそのまま言葉にしても、なかなか相手に良さが伝わりません。
この本は、感情を細かく分析し、それを言語化するための手法を学べます。具体的な例文やQ&Aもあるので、すぐに実践できますよ。
特に気になったのが「第6章 推しの素晴らしさを書いた例文を読む」。他の方がどのように推しについて語っているのか、解説されています。
例えば、作家の三浦しをんさんがコンサートに行った時のエッセイ。通常、自分自身や推しにスポットライトを当てるのですが、三浦さんは、席の隣の女の子を描写しているんですね。
伝えたいことがきちんとひとつに絞られているからこそ、推しの素晴らしさを伝えることに成功しているのです。推しを見るファンについて伝えることで、逆説的に推しについても伝えることができている。
三宅香帆. 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術 (p.192). Kindle 版.
詳しくは本を読んで欲しいのですが、「推しへの愛を伝える方法って、なんでもありなんだな」と肩の力が抜けるはずです。
SNSでの口コミ・レビュー
Amazonでは100件のレビューで星4.3と高評価を得ています。「自分の気持ちをうまく言葉にできるようになった」「これなら私も書ける!」といった感想が多く見られます。
ライター目線の感想
私自身も文章を書くプロとして、言葉にすることの難しさはよく理解しています。
時間がかかったり、何を書くべきか悩んだり、公開をためらったり…、多くの人が経験することですね。本書は、そんな時に読んでほしい一冊です。
そもそも文章を書くことが難しい理由は、書いている自分自身が、ゴールがどこだかわからなくなりがちだからです。
三宅香帆. 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術 (p.131). Kindle 版.
推し布教にかぎらず、表現力を磨きたい方におすすめ。具体的な書き方や表現のコツを学べるので、自信を持って自分の言葉で発信できるようになるでしょう。
まとめ
『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』は、推しを言葉で表現するための具体的な方法を教えてくれています。この本を参考にすれば、自分の感情をより豊かな語彙で表現できるはずです。
また、書くことに自信が持てるようになるヒントも詰まっていますので、ぜひ本書を手にとって、ブログやSNSで発信してみてください。
語彙力を鍛えたい方は、こちらのおすすめ本もチェックしてみてくださいね。