「書く」という行為は思った以上に難しいものです。特にコラム記事では自分の考えをまとめる必要があり、文章力を伸ばしたいと思う人も多いですよね。

しかし「書き方に関する本を読む時間」も「どの本が自分に合っているかを見極める時間」もなかなか確保できないのが現状でしょう。

そこで今回は、そんな悩みを解消する一冊『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』を紹介します。時間がない、でも上達したいあなたにピッタリの本です。

ライターの私も読んで勉強になったほど、よくまとめられていますよ!

リンキープス   ライター兼コンサル

これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。

集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。

    PR

    この記事にはプロモーションが含まれています。

    この本の概要

    この本は、「文章の書き方」に関する大事なポイントをランキング形式で40項目に分けて紹介しています。

    各項目は「悪い例」と「良い例」を交えながら解説されています。例文を比較して、印象の違いを感じてみてください。

    本のタイトル「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
    著者藤吉豊、小川真理子
    ページ数254ページ
    出版社日経BP
    発売日2021年1月8日

    こんな人におすすめ

    この本は「文章術の本を山ほど読む時間はないけれど、ライティングスキルを向上させたい」と考えている方におすすめです。

    こんな人におすすめ
    • 書き方に関する本を読みたいけれど、忙しくて時間がない人
    • ライティング本を探しているが、何を選べばいいか分からない人
    • ブログ・コラム記事を書いているが、集客・売り上げにつながっていない人
    • 文章技術の本は難しい、とっつきやすい本を探している人
    • 自分の書いた文書に自信がない人
    • プレゼンテーション資料や報告書を作成する人
    • ライターの納品した記事を指摘したいが、具体的にどう言えばいいのか分からない人

    実践的な内容かつ読みやすく、すぐに役立つテクニックを身につけられるはず。読者の興味を引きつけ、伝えたいメッセージを効果的に伝えられるようになるでしょう。

    この本の注目ポイント

    この本の魅力は「100冊分のノウハウが1冊に凝縮されている」点です。ランキング形式で提示されているため、読みやすく、重要なポイントから順に学べます。ちなみに1位は「文章はシンプルに」でした。

    映えある1位は、「文章はシンプルに」です。「不要な言葉を省く」「簡潔に書く」「1文を短くする」「贅肉を落とす」「枝葉を切り取り幹だけを残す」など表現に違いはあるものの、「シンプルに書く」ことの大切さは、100冊中53冊に記されていました。

    藤吉豊; 小川真理子. 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 (p.21). 日経BP. Kindle 版.

    SNSでの口コミ

    Amazonでのレビュースコアは5つ星のうち4.1(1,907件の評価)。人気と信頼性が伺えますね。

    X(旧Twitter)でもよく話題にあがっているので、SNSから知った方も多いのではないでしょうか。

    ライター目線の感想

    ライターとして日々文章と向き合っている私ですが、この本を読んで新たな発見と学びがありました。

    多くの書き方に関する本が「概念」の説明に留まる中、この一冊は「悪い例」と「良い例」を豊富に示してくれています。どうすればより伝わる文章が書けるのかを理解でき、すぐに試してみたくなるでしょう。

    特に印象的だったのは、第7位の「接続詞を正しく使う」です。

    最初は、論理展開が破綻しないように、接続詞を気にせずに書きます。   書き終わって読み直したときに、「なくても意味が通じるかな」と思った接続詞は削除します。

    藤吉豊; 小川真理子. 「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 (p.86). 日経BP. Kindle 版.

    これまで接続詞を使う際は感覚に頼っていて、「なぜ残す(削る)のか」理由をうまく説明できずにいました。この手順を行うようにしてから、自分の中でルールが整理された気がします。

    文章術の本選びに迷っているなら、この本を強く推薦します。初心者からプロのライターまで、すべての人がこの一冊から学ぶことがあるはずです。「とりあえずこれを読んでおけばOK!」と自信を持って言える本ですね。

    まとめ

    『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた』は、時間がないけれど文章力を向上させたいと考える人におすすめです。この本で効率的に学び、魅力的な文章を書いてくださいね。

    「この本を活用して、いざ記事を書くぞ!」という方はこちらの記事もおすすめです。書く手順をステップごとに確認できるので、悩む時間を減らせますよ!