2024年1月28日から2月3日までの間で、サイト運営に関わる話題になったニュースを紹介します。最新情報をチェックして、サイト運営に活用してくださいね!

リンキープス   ライター兼コンサル

これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。

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記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。

    OpenAI、「GPT-4 Turbo」発表

    OpenAIは新しい「GPT-4 Turbo」モデルをリリースしました。特にコード生成などのタスクにおいてパフォーマンスを向上させています。また、GPT-4 TurboはGPT-4の改良版で、トレーニングデータは2023年4月までのWebデータを使用し、コンテキストウィンドウはGPT-4の4倍に拡大されています。

    コンテンツ制作がより効率的になりますね。今後もOpenAIに注目していきましょう。

    Google、休眠アカウントに警告メール?

    グーグルは、2年以上非アクティブだったアカウントが削除対象となると公表しています。しかし、たった8か月サインインしなかったアカウントに警告のメールを受け取ったという方がいたようです。

    GmailやGoogleフォトなどの重要なデータを失うリスクがあります。普段使っていないものの維持する必要があるアカウントは、早めにサインインしておきましょう。

    IPA発表!2024年情報セキュリティ10大脅威

    IPA(情報処理推進機構)が、2023年に社会的に影響が大きかった情報セキュリティの事案から選出した脅威を紹介しています。

    このリストは情報セキュリティの専門家や企業の実務担当者らによる投票に基づいており、ランサムウェアによる被害、サプライチェーン攻撃、内部不正による情報漏えい等が含まれています。個人向けの脅威としては、インターネットサービスからの個人情報窃取や不正ログインなどが挙げられています。

    サイト運営者はこのような情報セキュリティの脅威に注意を払い、対策を強化しましょう。​

    Google検索、キャッシュリンク削除か

    Google検索結果ページから「キャッシュ」への直接リンクが削除されたようです。

    しかし、検索結果でウェブページが読み込めない場合、依然として「cache:」検索演算子を使ってGoogleが保存しているページのキャッシュバージョンにアクセスできます。例えば、「cache:特定のURL」と入力することで、そのウェブページのキャッシュされたバージョンを直接閲覧可能です。

    WPプラグイン「Better Search Replace」に脆弱性

    WordPressプラグイン「Better Search Replace」に重大な脆弱性が発見されました。

    認証されていない第三者によるPHPオブジェクトの不正挿入を可能にし、他のプラグインを通じてファイルの削除やデータの窃取、コードの実行などの攻撃につながるリスクがあります。

    このプラグインは100万件以上のインストールがあるため、多くのWordPressサイトが影響を受ける可能性があります。サイト管理者は、速やかに最新バージョンへアップデートしましょう。

    AIウェブ接客ツール「AiDeal」、コンバージョン効率を向上

    Appier Group株式会社は、AIウェブ接客ツール「AiDeal」に「コンバージョン・ボット」という新機能を追加しました。このボットはユーザーの行動(マウスの動き、ページのスクロール状況などをAIがリアルタイムで分析します。最適なタイミングでパーソナライズされたチャットを提供することで、コンバージョン率を向上させることを目指しています。

    サイト運営者は、このようなAIツールを活用して顧客エンゲージメントを高め、効果的なコンバージョンを目指すと良いでしょう。

    ChatGPTに新機能、GPT呼び出しを簡素化

    OpenAIはChatGPTの新機能「GPT Mentions」を実装しました。チャット内で「@」記号を使って、特定のGPTを呼び出せるようになりました。

    以前は、異なるGPTを使用したい場合、チャットを終了し新たに選択する必要がありましたが、この機能により、チャット中に任意のGPTを簡単に切り替えることが可能になります。カスタマイズGPTをよく使う方には嬉しい機能ですね。

    景品表示法に違反した4社、措置命令を受ける

    消費者庁は、二酸化塩素による空間除菌を謳う商品について、根拠のない表示があったとして、興和、中京医薬品、ピップ、三和製作所の4社に措置命令を出しました。商品は置き型やカード型で、ウイルス除去効果を主張していましたが、消費者庁は実際の使用環境と一致しないと判断しました。

    今回は商品の表示に関して措置命令が出されましたが、テキスト上(記事)でも同じように注意しなければいけません。消費者の誤解を招くような表現を使わないよう心がけましょう。

    消費者庁「二酸化塩素による空間除菌を標ぼうする商品の販売事業者4社に対する景品表示法に
    基づく措置命令について(PDF)」:https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_240131_01.pdf

    イントリックス調査公開、企業Webサイトの重要性が明らかに

    イントリックス株式会社が実施した製造業従事者を対象とした調査によると、約8割の従事者が営業との接点を持つ前にWeb上で製品やサービスを確認していることが明らかになりました。

    製品選定時には、Googleなどの検索エンジンが62%で最も多く使用されており、次に企業のWebサイト(59%)となっています。BtoB製造業において、デジタルコミュニケーションが重要な役割を果たしていることを示しています。​

    サイト運営はなかなか結果につながらず後回しにしてしまいがちです。しかしこの結果を考えると、やはり、時間・手間・費用をかけてホームページを改善していく必要がありますね。