2024年1月14日から1月20日までの間で、サイト運営に関わる話題になったニュースを紹介します。
最新情報をチェックして、サイト運営に活用してくださいね!

リンキープス   ライター兼コンサル

これまで書いた記事は2,500以上、上位10位以内 獲得多数。
「ウェブ解析士」の資格を持っているため、執筆から検証まですばやくPDCAを回せます。

集客・売上UPのため、文章にとことんこだわります!
記事で悩んでいる方はぜひご相談ください。

    Yahoo!、画像から商品や人物を検索できる「カメラ検索機能」開始

    「Yahoo! JAPAN」アプリで、文字入力不要のカメラ検索機能を開始しました。この機能では、撮影した画像やスマートフォン内の画像を用いて、似た商品や有名人・画像を検索できます。また、QRコードやバーコードの読み取りも可能です​。

    特にECサイト運営者、トレンドサイト運営者にとってはリサーチがより効率的になりますね。

    ヘルスケア領域に特化した生成AI用ガイドライン策定

    日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)は、ヘルスケア分野の事業者向けに生成AIを活用するためのガイドラインを策定しました。具体的には、生成AIによるサービス設計、開発、提供における基盤モデルの選定、データの適切な取り扱い、アウトプットの信頼性確保、利用者への説明、規制面などが含まれています。

    生成AIを利用したヘルスケア関連のコンテンツを制作する場合は、このガイドラインを参考にするとトラブルを回避できるでしょう。

    論文・レポート向け「生成AIチェッカー」無償提供開始

    1月12日、株式会社ユーザーローカルは、論文やレポートが生成AIによって書かれたかどうか判定する「生成AIチェッカー」の提供を開始しました。生成AIの言い回しや語彙の偏りを機械学習で検出し、AIが作成した可能性を判定します

    生成AIの普及に伴い、その出力の正確性や信頼性が重要視されています。サイト運営者や中小企業経営者は、このようなツールを活用して、コンテンツの品質管理を強化することができます。特に、教育や学術分野での使用を検討する際には、生成AIチェッカーを導入することで、不正な利用を防ぐとともに、信頼性の高い情報提供が可能になります。

    Googleの新検索機能「かこって検索」 31 日開始

    Googleは、Androidデバイスで利用可能な新しい検索方法「かこって検索(Circle to Search)」を発表しました。画像やテキスト・動画を閲覧中、気になる部分を丸で囲んだりなぞるだけで、検索を行うことができます。例えば、動画内のファッションアイテムを丸で囲むこと、その製品に関する情報をすぐに検索できます。この機能は、2024年1月31日より、Google Pixel 8、Google Pixel 8 Pro、Samsung Galaxy S24シリーズの一部端末で利用可能になります。

    サイト運営者や中小企業経営者の検索体験がより改善されるでしょう。また、ビジュアルコンテンツの強化や、ユーザーが興味を持ちやすいコンテンツの配置に注力することで、ユーザーエンゲージメントを高めることが可能です。

    WEBメディア「コタツ記事」問題と著作権の現状

    「コタツ記事」とは、直接取材や調査を行わずにテレビ番組やSNSの発言を記事化したものを指します。出典元の内容を引用する形で、よくメディアやSNS上で拡散されます。しかし、著作権法の観点からは、引用の方法や条件が適切に満たされていない場合、問題となる可能性があります。

    WEBメディア運営者は、著作権法に準拠したコンテンツの作成に努める必要があります。正しい引用の方法を学び、コンテンツの品質と法的な安全性を確保することが重要です。また、オリジナリティと倫理性を持つ記事のほうが、読者の信頼を得やすく、長期的に見てサイトの評価を高めることにつながります。

    Google検索のSEOスパム問題。悪化と対策

    Google検索のSEOスパム汚染が実際に悪化していることが明らかになりました。ドイツの研究チームは、1年間にわたりGoogle、Bing、DuckDuckGoの検索エンジンを調査し、上位の製品レビューサイトがSEOに最適化されたアフィリエイト目的のものが多いことを発見しました。また、検索結果に表示されるウェブサイトの多くは、SEOスパムにより低品質なコンテンツが含まれていることが指摘されています。

    この問題は、コンテンツの品質と検索エンジンの信頼性に対する深刻な懸念を引き起こしています。サイト運営者や中小企業経営者は、SEOを正確に理解し、高品質で価値あるコンテンツを提供しなければいけません。ユーザーの真のニーズを理解し、有用な情報を提供することが、長期的に見てサイトの評価を高め、検索エンジンでの検索順位を向上させるでしょう。

    マイクロソフト、Copilot 強化版「Copilot Pro」を発表

    マイクロソフトは、「Copilot」のサブスクリプション版である「Copilot Pro」を発表しました。チャットボット「Copilot」を強化したバージョンで、執筆、コーディング、デザインなどの作業に対する高度な支援を提供することを目的としています。

    会社のコラム記事制作にCopilotを活用したい場合は「Pro」を検討してもいいかもしれませんね。

    生成AIの無断学習に歯止め、著作権侵害対策

    1月15日、日本の文化審議会の小委員会は、人工知能(AI)による著作権侵害に関する文化庁の素案をおおむね了承しました。生成AIがインターネット上のデータを学習し、新たな文章や画像を作成する際の著作権侵害の可能性に対して歯止めをかける内容です。

    特に、特定のクリエーターの作品のみを学習させることや、報道機関などが有償提供する情報を無償で使用することなどが、権利侵害につながる恐れがあるとされています。2月下旬には最終案がまとめられる予定です。記事制作にAIを利用している場合、今後のニュースに注目しておきましょう。

    WordPress「Popup Builder」脆弱性でサイト侵害

    WordPressのポップアップ作成プラグイン「Popup Builder」が悪用され、数千のWebサイトが影響を受けたと報じられています。この脆弱性は、Stored XSS(蓄積型クロスサイトスクリプティング)に関連し、攻撃者による任意のプラグインのインストールや不正な管理者の作成などが可能になるとされています。

    脆弱性は最新バージョン(4.2.3)で修正されています。もし「Popup Builder」を利用しているのであれば、今すぐ更新を行うか、別のプラグインに切り替えたほうが良いでしょう。