「記事を書くのがめんどくさい…。外注しようかな?」
忙しい個人事業主が記事を外注したくなる気持ち、よく分かります。
しかし、外注はおすすめしません。
「記事の外注費用が利益より高くなり、ライターの対応に時間も取られ、貯金がガンガン減ってツライ…。」
私自身、こんな失敗をしてしまったからです。
今回は個人事業主は記事外注しないほうがいい5つの理由を紹介します。
理由1.オリジナリティが低く上位表示されない
Googleはオリジナリティ溢れる記事を評価し、上位に表示させます。
一般的なライターはネットで情報収集するため、他の記事とあまり差別化できません。
「じゃあ、専門的な知識を持つライターに頼めばいい」と思うかもしれません。
しかしそのようなライターは1文字3円以上がザラ。
1記事2,000文字なら6,000円、10記事なら60,000円!
結構なお値段ですよね。
コストを抑えて1文字1円にしたいなら、業界を知らないライターに頼むしかないのです。
そしてオリジナリティのない記事が納品され、お金を出したのに集客できない…と悩むでしょう。
多少時間がかかっても、あなたの経験があってこそ書けるオリジナリティ溢れる記事を投稿すべきです。
理由2.キーワードから理想のお客さんを集められない
「キーワードを指定すれば記事の品質は保たれるはず」と思っていませんか?
いえ、そんなことはありません。
「検索意図」を知っていますか?
「検索意図」とは「キーワードを検索した目的」。
例えば「ホームページ 制作」というキーワードには、さまざまな検索意図が考えられます。
- ホームページを自分で作りたい
- ホームページ制作会社の相場を知りたい
- ホームページ制作の補助金を調べたい
- ホームページ制作ソフトを比較したい
あなたは「ホームページを自分で作りたい」人を集めて、最終的にお客さんに育てたいとします。
ところが、ライターが「ホームページ制作会社の相場を知りたい」人に向けた記事を書いたらどうでしょう。
ペルソナが違うので、アクセスが増えたとしても商品・サービスの購入はしないでしょう。
キーワードを伝えても検索意図を考えないライターの記事は、売上につながらないのです。
理由3.修正・教育に時間がかかり、余計忙しい
「書き直したほうが早いんだけど…。」
経験の浅いライターに頼むと、質の低い記事が上がってくることもザラです。
- コピペ率40%を超える
- 指定キーワードが含まれていない
- 文字数稼ぎで、同じような意味の文が続く
- 誤字脱字が目立つ
自分でやり直すなら、人に頼んだ意味がないですよね。
また、修正をしなくて済むようにマニュアル資料を作るのも大変。
上がってきた記事に対してフィードバックも必要でしょう。
執筆のルールや狙うキーワードを説明する時間があれば、1記事書けるはずです。
執筆時間の短縮を狙っていても、思った以上に修正や教育に時間がかかってガッカリするでしょう。
理由4.責任感のないライターのせいで予定が崩れる
ライターの中には「お小遣い稼ぎ」としか思っていない人もいます。
私自身ライターに依頼した経験がありますが、体感的に「優秀なライター」は10人に1人程度。
残り9人は、ライティングスキルまたはコミュニケーションに問題があります…。
- 期日までに納品しない
- 希望と違う記事を書く
- 質問に対して答えが返ってこない
- いきなり連絡が取れなくなる
このようなライターに当たってしまうと、記事アップの予定が崩れます。
結果、自分の時間を使って、記事を書くハメになるかもしれません。
理由5.ノウハウがたまらず、外注費用を払い続ける
ライティングスキルは書けば書くほど伸びます。
ライターに依頼していると、自分のスキルは上がりません。
ホームページやLP・チラシなど載せる文章をすべて、外注する予定ですか?
外注費用を払い続ける余裕があるなら、任せてもいいでしょう。
ただ、多くの個人事業主はそこまで余裕はないはず。
ライティングスキルを鍛えれば、より低コストでビジネスを加速させることができますよ。
まとめ:個人事業主は自分で記事を書いたほうがいい
今回は個人事業主は記事外注しないほうがいい5つの理由を紹介しました。
理由1.オリジナリティが低く上位表示されない
理由2.キーワードから理想のお客さんを集められない
理由3.修正・教育に時間がかかり、余計忙しい
理由4.責任感のないライターのせいで予定が崩れる
理由5.ノウハウがたまらず、外注費用を払い続ける
しかし優秀なライターを雇う金銭的な余裕がない場合、時間やお金を失うだけになるかもしれません。
個人事業主は外注せず、自分で記事を書いたほうがいいでしょう。