「あ、これ読もう!」と思ってもらうためにはタイトルがとても重要。
サーチコンソールのクリック率(CTR)が1%以下なら、記事タイトルを見直しましょう。
今回はクリック率アップに役立つ、ターゲットを引き止める言葉を紹介します。
初心者向け記事にはハードルを低くする言葉
何かを始めようとして調べている人は、自分にできるかどうか不安を抱えています。
そのため、タイトルで「初心者でも分かりやすいように説明しています」と伝えましょう。
・初心者向け
・はじめての〇〇
・誰でも〇〇上手
・楽々〇〇
・覚えることは〇〇だけ!
・〇〇だけで大丈夫
・初めてでも安心
・コピペOK
・真似するだけ
・画像〇枚

商品・サービス紹介記事には安心感を与える言葉
商品・サービスを紹介する記事では、”みんな使っている感”を出しましょう。
(※もちろん嘘はダメです。)
同じような商品・サービスがあふれる中で、「何を選ぶか」を口コミで決める人が多いです。
例えば駅前にラーメン店が2店舗あって、どちらに入ろうか迷ったとします。
それぞれレビューを確認すると、A店は「めっちゃウマい!」・「この辺で一番」とたくさん書き込まれています。
一方B店はレビュー0件でした。
「みんなが褒めているA店に行ったほうが、失敗しなさそう…。」と思いますよね。
記事タイトルには、「みんな使っているみたいだし、これを選んでおけば大丈夫なんだ。」と安心させる言葉を含めましょう。
・新スタンダード
・私の定番〇〇
・俺(私)達が選ぶ〇〇
・トレンド大本命
・流行りの〇〇
・流行必至
・保存版
・2022年版
・みんなに伝えたい〇〇
・〇〇の専門家が教える
買うのや〜めた!「決定回避の法則」
ランキング形式の記事で気をつけたいのは、商品・サービスをたくさん紹介してしまうこと。
人間は選択肢が多すぎると、「ひとつも選ばない」決断を出します。
これは「決定回避の法則(選択回避の法則)」と呼ばれる心理。
社会心理学者のシーナ・アイエンガーが行った「ジャム実験」で検証されています。
24種類のジャムと6種類のジャムを販売した時、6種類のジャムのほうが10倍売れました!
つまり、24種類からどれを買うべきかと考えるのに疲れ、買うこと自体をやめたのです。
では何個までならよいのか?と言うと、マジカルナンバーがおすすめ。
人間が瞬間的に覚えられるのは、7±2と言われています。
ランキング形式で商品・サービスを紹介する記事では、5〜9個に絞ったほうが購入につながるでしょう。
世代特有の悩み解決記事には年齢を表す言葉
10代が抱えている悩みと30代が抱えている悩み、全然違いますよね。
例えば「髪の毛 カット」と検索する場合。
学生ならできるだけ安い美容院を探しているでしょうし、40代なら薄毛が目立たない髪型にしてくれる美容院を探しているかもしれません。
40代の人にとっては「【40代向け】薄毛でもおしゃれにキメる!北千住の美容院まとめ」記事タイトルを見つければ、思わずクリックするでしょう。
メインターゲットの年齢(世代)を記事タイトルに入れることで、読んでほしい人が集まりやすくなります。
・〇〇歳を超えたら
・〇〇歳は△△できない?
・大人の男性が選ぶ
・30代のメンズにおすすめ
・30代男性の〇〇
・アラサー、アラフォー
・30代前半(後半)
・30代以降の男性に聞いた
世代特有の悩みを解決する記事では、年齢を付け加えましょう。
記事タイトルについてよくある質問
- 最適な文字数は?
32文字から40文字です。
検索結果に表示される文字には制限があるため、長すぎる場合は言い換えましょう。
- キャッチーなタイトルをつけたい
タイトル前半にセリフを持ってくると感情を揺さぶりやすくなります。
例えば「うまい」「楽チン」「もう手放せない!」など、ペルソナが言いそうなセリフを考えてみましょう。
- 他のサイトのタイトルをパクってもいい?
タイトルを考えるのは面倒ですが、丸パクリはやめましょう。
著作権侵害には当たらないと思いますが、マネされる側としては嬉しくないですよね。
- タイトルに数字を入れるといいって聞いたけど本当?
数字が入っているタイトルは説得力が増すため、クリックされやすくなります。
「3分で完成」「クリック率20%アップ」「3選」などを使うとよいでしょう。
- タイトルを変更すると検索順位が下がるって本当?
タイトルを変更した後、一時的に順位が下がることがあります。
ですが、きちんと検索意図を考えた上で変えれば、結果的に順位改善につながります。
まとめ
今回はクリック率がアップする、ターゲットを引き止める28の言葉を紹介しました。
初心者向け記事にはハードルを低くする言葉
商品・サービス紹介記事には安心感を与える言葉
世代特有の悩み解決記事には年齢を表す言葉
ターゲットに合わせて28の言葉を使い分ければ、グッとクリック率が上がるでしょう。